悲運の傑作「ホンダ e」のリベンジを狙う! 今年発売新型「Nワン e:」はどんなクルマで、なぜ価格に注目なのか
掲載 carview! 文:山本 晋也 89
掲載 carview! 文:山本 晋也 89
ただし、市場がNワン e:に求めるのは、走行性能だけではありません。
EVがエンジン車より高価になるのは仕方ないにしても、“手の届く価格帯”で登場しなければユーザーからは期待はずれと評価されてしまうかもしれません。
たとえば、Nバン e:(269万9400円~291万9400円)とエンジン車のNバン(139万2600円~209万2200円)の価格差を同等グレードで比較すると96万円~113万円です。
この価格差を、そのままエンジン車のNワン(173万4700円~217万3600円)の価格に足すとNワン e:は300万円前後と予想できます。
ホンダ初の乗用EVとして登場した「ホンダ イー(ホンダ e)」の価格は451万円~495万円なので、軽自動車というハンデを割り引く必要はあるものの、Nワン e:は150万円~200万円前後と大幅に安い価格帯を実現しそうです。
ただし、この価格帯だと補助金があったとしても「やっぱりEVは高い」というイメージは払拭できないかもしれません。前述したように、軽EVの黒船としてBYDが参入することを考えると、Nワン e:には軽自動車のEVシフトを促すような戦略的な価格設定を期待したくなります。
・・・きな臭くなっている中東情勢など、世界の変化によって原油価格が跳ね上がるようなことがあれば、価格勝負をせずともEVシフトは進むかもしれませんが。Nワン e:が軽自動車らしい身近なEVになることを期待して、正式発表を待ちたいと思います。
>>「Nワン e:」のデザインのヒントに…「Nワン」や「Nバンe:」を画像で見る
(終わり)
(写真:ホンダ)
|あわせて読みたい|
>>【本当に商用?】エンジン車の倍よく出来てる「Nバンe:」は販売も成功するか?
>>Honda e、マツダ6、…いいクルマだったのに消滅してしまった切なすぎる理由
>>“できる”ではなく“実際にやる”凄さ。EV、自動運転はもう中国車に抜かれていた
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ターボってガソリン喰いまくりのエンジンじゃなかったっけ? いまどきのターボがむしろ省燃費な理由
ブリヂストンと産総研、使用済タイヤを室温で化学分解する技術開発…イソプレンとカーボンブラック回収
1.6リッターエンジン搭載で「800馬力超え」! 斬新「四駆スポーツカー」がスゴイ! メーカー初の“軽量ボディ”&ガバッと開く「斬新ドア」採用! 革新的な英国のジャガー「C?X75」とは?
宮田莉朋、2026年はハイテックTGRに加入。新天地から3年目のFIA F2に挑む
バイク駐車場「40台に1台」の絶望 都市部ライダーが“駐車難民”になる根本原因は法律の「ねじれ」×縦割り行政!?
実は使えるファミリーSUV ランボルギーニ・ウルス UK中古車ガイド サルーンに迫る乗り心地
USスチール、グラナイトシティ製鉄所の高炉を再稼働へ…2026年の需要増に備え
クラウンの「ピックアップトラック」発見!スクラップ状態から復活し今では日常のアシとして活躍中
受注停止が続くカローラクロス。待機組は「今」何をすべきか?【2025冬最新情報】
【BMW R12 LIMITED EDITION】 特別なボクサーツイン・ヘリテージクルーザーを国内限定40台で販売!
【元白バイ隊員が教える】無免許運転で捕まるとどうなる?「普通自動二輪免許での大型バイク運転は絶対NG!」
【ショベルヘッド再生記3】 まさかの“上がりバイク”か? ハーレーダビッドソンFSXローライダー「コクピット周りに手を出し→各部歪みに苦戦」
スズキの小型SUV「eビターラ」発売まで約2ヶ月。現在の受注状況は? 補助金厚めで都市部を中心にジワジワ人気拡大中
日産エクストレイル次期型が徐々に姿を現す! 新たなデザインと進化型プラットフォームの特徴とは?
ホンダ「ヴェゼル」に追加設定された「RS」が“コンパクトSUVの大本命”と言える3つのワケ
26年発売の新型「スーパーワン」に販売店も期待大。ホンダが“小型BEVスポーツ”を市場投入する意図とは?
【まさかのアマゾンで買えるミク仕様】ダイハツ「ミクキャンバス2」登場! 約25万円で“さりげなく初音ミクを推せる軽”に変身する特別パッケージ
【日産の逆襲が本格化】新型「エルグランド」の中身がついに判明。美意識デザイン×e-POWER×プロパイロットで「アルファード」包囲網が整った
これは「N-BOX」越えちゃったかも。日産新型「ルークス」が子育て卒業層に提案する“軽でも高品質”という選択肢
【ミニプリウスにキャラ変】装備充実の新型「アクア」。最強ライバル「ヤリスハイブリッド」と何が違う?
【コメント欄で激論】「初代コペンを彷彿」「300万円は超える」「市販化に期待」…「K-OPEN」実車公開の記事が話題
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!