ヤリスクロスの魅力は乗り心地だけじゃない。特徴や走りを比較レビュー【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
近年、非常に高い人気を誇っているSUVですが、中でも女性からの人気も高い車種にトヨタのヤリスクロスが挙げられます。コンパクトながらもパワフルな走りと乗り心地の良さを兼ね備えており、注目を集めているクロスオーバーSUVです。
その魅力の高さに、検討中の方も多いかもしれません。しかし、ヤリスクロスの魅力は乗り心地の良さだけではないことをご存じでしょうか。目立たずとも、高い性能を誇る部分が沢山あります。
そこで、この記事ではヤリスクロスのあふれる魅力をご紹介しますので、今後の検討にお役立てください。
目次
ヤリスクロスは、2020年8月に登場した「ヤリス」のクロスオーバーモデルです。ここでは、ヤリスクロスがどのような車なのかをご紹介します。グレードや価格一覧、ガソリンモデルとハイブリッドモデルなど、特徴を踏まえて解説しますので参考にしてください。
ヤリスクロスのグレードは、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの2種類です。
それぞれ、価格が異なるので、注意しましょう。ヤリスクロスのグレードと価格一覧は次のとおりです。
【ガソリン車】
【HYBRID車】
(2022年10月時点の情報です)
ガソリン車のGモデルについて解説します。スペックは以下の表のようになり、2WDと4WD/E-Fourで重量が異なる点が特徴です。
【G】
ガソリン車の次はハイブリッド車のスペックについて紹介します。こちらも、ガソリン車のG同様に2WDと4WD/E-Fourで重量が異なる点が特徴です。
【HYBRID G】
ガソリン車のGモデルとハイブリッド車のHYBRID Gの燃費について比較します。HYBRID Gは、ガソリン車のGに比べて10km/L程度の燃費性能差です。
【G】
【HYBRID G】
乗り心地に評価が集まるヤリスクロスですが、実際の使用者の声はどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、みんカラに寄せられた乗り心地についての口コミをご紹介します。良い評価だけでなく、悪い評価も合わせてご紹介しますので参考にしてください。
ヤリスクロスの口コミには、乗り心地・使い心地に関する口コミが多数投稿されています。例えば『18インチなのに小回りが利くし4駆で燃費も20オーバーでZグレードは充実した装備』といった内容です。
また、『二人で車中泊してもしっかり眠れる室内幅』といったように、街乗りだけでなく車中泊などで使用したケースでの使用感も高いことが口コミから伺えるでしょう。
ヤリスクロスの口コミを探していると、良いことばかりではありません。特徴を把握するには、不満に関する声にも耳を傾けてみましょう。特に気になる声としては乗り心地に関して、硬めで突き上げ感が強く感じられる点です。
『突き上げ感は若干あるが、ボディ剛性に助けられている感。』や『タイヤの戻りも吸収しきれていないようで、まぁまぁの振動、衝撃はあります。』といったように、強く衝撃を感じるシーンは多いと考えられます。
不満の口コミについては、音についての声も多いようです。ガソリン車の場合は『3気筒エンジンなので振動や音はまあまあありますが、そもそもコンパクトカーに求める事では無いので不満では無いかな』といった声がありました。
また、音が気になる声はハイブリッド車でもつぶやかれています。『ちょっとエンジン音がうるさい』といった内容です。コストパフォーマンスを実現する都合上、仕方ない部分もあると考える人も多いですが、エンジン音が気になる人は少なくありません。
ヤリスクロスはクロスオーバーSUVです。購入後にアウトドアに活用したいと考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは、ヤリスクロスの4WDに的を絞り、ガソリン車とハイブリッド車に分けて乗り心地について徹底解剖します。
心地よい乗り心地を実現している理由に、E-Fourの性能が挙げられます。E-Fourはガソリン車の4WDとは異なり、電気式モーターを後輪に備えた4WDです。この性能により、低速域からの滑らかな加速を実現しています。
また、高い悪路走破性に加えて後輪に搭載されたサスペンションも過去のものより一新され高性能です。このサスペンションは2WDモデルのものとは異なり、ダブルウィッシュボーンと呼ばれる構造が採用されています。
2WDの構造はトーションビーム式で、左右の車輪が横梁でつながったつくりです。4WDに採用されているダブルウィッシュボーン式は、これとは違い左右のタイヤが別々に動くことができる構造のため、軽快さと乗り心地の良さを実現しています。
乗り心地の高さはハイブリッド車だけではありません。ガソリン車も高い乗り心地の性能を持っています。ガソリン車の搭載システムは、マルチテレインセレクト&ダイナミックコントロール4WDです。
このシステムは、悪路などで前輪が空転した場合に後輪に駆動力を伝えます。これにより、通常時は前輪駆動で悪路などの急激な状況変化でも迅速な対応を実現し、力強い加速が可能です。
また、E-Fourにも備わったダブルウィッシュボーンのサスペンションにより、高い乗り心地を実現しています。
乗り心地については高評価が集まるヤリスクロスですが、悪い口コミにも目を向けておきましょう。マイナスの口コミの中でも特に多いのが、ノイズや音に関する内容です。
ノイズの原因は、エンジンが高回転になる際に生じる振動やエンジン音です。ヤリスクロスは空力性能の高さやモーター走行時の静寂性に優れているため、より一層エンジン高回転時の音や振動が目立ってしまいます。
街乗りなどの普段の走行シーンでは目立たない弱点であるがゆえに、一度気になってしまうと非常に目立ってしまう弱点となっているようです。
高い乗り心地を備えるヤリスクロスですが、魅力は乗り心地だけではありません。コストパフォーマンスの高さや、内装における魅力も沢山備えています。
ここからは、乗り心地以外のヤリスクロスの魅力について解説しますので参考にしてください。
ヤリスクロスの乗り心地以外の大きな魅力は、抜群のコストパフォーマンスです。ヤリスクロスは、高い性能を備えながらも低価格を実現しています。
また、ヤリスクロスはトヨタセーフティセンス搭載の車です。この機能を搭載しながらも189万6,000円で購入できます。
ライバル車には同社のC-HRやホンダ ヴェゼルなどが挙げられますが、クラスに加え価格帯も格上です。
ヤリスクロスは、これらライバル車と比べるとコンパクトで同等以上の車内の広さを持っているので、非常にコストパフォーマンスに優れるといえます。
ヤリスクロスの、SUVらしい力強いフォルムも大きな魅力です。ヤリスクロス発表当初は、以前からあったヤリスをただSUVのように仕立てただけのように考えられていました。
しかし、実際には特徴的なエクステリアをしており、非常に大きな魅力になります。ニュアンスカラーとゴールドのボディカラーは幅広い層に受け入れられやすく、カラーも相まってフロントのデザインが映える設計です。
RAV4を思わせるような力強い印象のデザインになっているため、小柄ながらも個性的な車として楽しめるでしょう。
内装についても大きな魅力があり、機能美が光るインテリア空間となっています。インテリアのカラーは落ち着きのある色で、各グレードによって色が異なる設計です。Z系はダークブラウン・G系はブラック・X系はブラックのカラーになります。
また、機能性豊かな収納スペースを各所に備えて、シートなども機能あふれていることも大きな特徴です。特に運転席シートにはターンチルトシートになっており、乗り降りしやすいつくりになっています。
位置を記憶するイージーリターン機能も有しているので運転環境をさらに向上させてくれる設計です。
自由なシートアレンジについても注目すべきポイントになります。リヤシートはそれぞれ独立しており可倒式になっているので、あらゆるアレンジが可能な設計です。
例えば、長尺物であればリヤシートの中央部分だけを倒すことでをスムーズに収納できます。
また、リヤシートを倒せば自転車2台分を収納できるスペースを作り出すことも可能です。さらに、このスペースを実現する広いラゲージスペースも大きな魅力になります。
通常時でもゴルフバッグ2つ分を積める容量を誇り、荷物サイズに応じて荷室床面高さの調節が可能です。
適切な速度と車間距離を保ってくれるレーダークルーズコントロールや、困難な駐車シーンでもスムーズに駐車を可能とするアドバンストパークなどの機能が豊富な点も大きな魅力になります。
特にレーダークルーズコントロールについては、長距離走行も快適・安心できる機能です。高速走行などのシーンでは、通常走行だけでなく渋滞時の運転においても適切な車間距離を保ちながら、停車と発進を自動で行い追従走行を行ってくれます。
乗り心地だけでなく、さまざまな魅力を持つヤリスクロスですが、新車で購入するとなると高額であることには変わりありません。予算を抑えたい場合は、中古車にも目を向けてみましょう。
ヤリスクロスのガソリン車・ハイブリッド車ともに、2022年10月時点の中古車相場は179万円8,000円~404万8,000円です。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
東京ガス、EV充電サービス「EVrest」に新料金メニュー…充電器ごとの柔軟な設定が可能に
【RQ決定情報2025】スーパーフォーミュラの新チームをサポートする『KDDIレースアンバサダー』のメンバーが発表
ホンダe:HEVと日産e-POWER 元エンジニアが判定「長所」と「短所」をガチで比べるとどっちがいいの?
「マイクロバス」はトヨタの商品名だと知ってた? 60年以上むかしのトラック「ダイナ」ベースのバスがとってもおしゃれ! 昭和懐かしのクルマを紹介します
ユーザーがクルマの「リコール」を放置すると車検に通らない場合も! そもそも「リコール」ってどんな場合に出されるもの?
ママチャリとロードバイクが合体!? トップチューブレス設計のスポーツバイク「ママチャリロード2」発売
ホンダ「WR-V」一部改良! 高級インテリア採用&精悍すぎる「ブラックスタイル」登場! 値上げ実施も“全車250万円台以下”をキープ!
2025年2月の新車販売ランキング、スペーシアが2位浮上 N-BOXはトップ変わらず
テストでは最多周回を走り込んだメルセデス。弱点の克服を実感「開幕戦には完全な準備ができたマシンを持ち込む」
ジャガーは何をやろうとしているのか 1900万円の新型EV、狙いは? 独占インタビュー
レクサス最新「“5人乗り”コンパクトSUV」に注目! リッター「28キロ」走る“最安&最小”な「LBX エレガント」がスゴイ! “豪華内装×特別カラー”など気になる仕様とは?
タカラトミーが Juju 選手とパートナー契約…スーパーフォーミュラマシンに「TOMICA」のロゴ
【素朴なギモン】“車両保険”は必要か否か?加入するかどうかの「なるほど!」な判断基準を解説
レクサス「LX」改良。“鉄壁の新ハイブリッド”搭載、1450万円~…「オーバートレイル+」、“松山英樹仕様”も
【ミツオカがまたまたやった!】終売決定のカローラフィールダーを“魔カスタム”でリバイブさせた「リューギワゴン」特別仕様車が限定爆誕
ホンダ「WR-V」一部改良。鳴り物入りのコスパ王に“テコ入れ”が必要になった理由とは?
【新型公開】最新BMWデザイン採用「2シリーズグランクーペ」発売。日本の道路にちょうどいいサイズ
【日本車か外車か問題】“輸入中古車評論家”を自称していた自動車ライターが「欧州車崇拝」をやめた理由
【あの頃、あいつは峠で神となった】2代目「CR-X」 “ホンダの元気”を象徴したコンパクトホットハッチ
アウディ新型「A5」発売。“A4の内燃機関モデル”を統合、代名詞“シングルフレームグリル”はどう進化?599万円から
トヨタ「GR86」&スバル「BRZ」 “似て少々非なり”の姉妹車。結局どちらを選ぶと吉なのか?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!