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BMW 2シリーズ クーペ 精悍なフェイスで登場

BMWジャパンは2月26日、世界で15万台以上を販売した1シリーズ クーペの後継モデルとなる、2シリーズ クーペの販売を開始した。新たに偶数のシリーズ名と専用デザインを与えられた2シリーズ クーペについて、代表取締役社長のアラン・ハリス氏は「日本市場にパーフェクトにマッチする」と語り、プレミアムコンパクトセグメントにおける販売拡大に自信を見せた。

■ひとまわり大きく、よりスポーティに

ボディサイズは現行モデルからひとまわり大きくなり、よりダイナミックなスタイリングを形成。特にフロントはシャープかつ精悍な丸型4灯ヘッドライトや、大型エアインテークなどにより明確に差別化され、スポーティかつパワフルな印象を高めている。インテリアは現行から大きな変更は無いものの、後席への乗降スペースが11mm、レッグルームは21mm拡大され、4シータークーペとしての居住性を高めた。また、トランクルーム容量は20L拡大し、390Lとなっている。

■エンジンは2タイプ。M235i クーペの0-100km/h加速は4.8秒

220i クーペ Sport、220i クーペ M Sportには、2.0L 直4 BMWツインパワーターボを搭載。最高出力135kW(184ps)、最大トルク270Nm(27.5kg-m)を発生し、8速ATとの組み合わせで燃費はJC08モード16.7km/Lを達成した。BMW M社のチューニングが施されたM235i クーペには、3L 直6 BMW M パフォーマンス ツインパワーターボを搭載。最高出力240kW(326ps)、最大トルク450Nm(45.9kg-m)を発生し、0-100km/h加速は4.8秒(ヨーロッパ仕様車値)という動力性能を実現した。トランスミッションは8速ATに加え、6速MTも用意されている。

■「ドライビング・アシスト」など標準装備が充実

安全面では、前車接近警告機能や衝突回避・被害軽減ブレーキ、車線逸脱を警告するレーン・ディパーチャー・ウォーニング、ブレーキ機能付きクルーズ・コントロールなどが含まれるドライビング・アシストを全車に標準装備。タッチパッド付きコントローラー採用のiDriveナビゲーションシステムや、事故発生の際に自動的にSOSコールセンターへ接続するBMW SOSコール、車両情報を担当ディーラーに通知するBMW テレサービスなども標準装備され、利便性を高めている。

価格は、220i クーペ Sportが444万円、220i クーペ M Sportが468万円、M235i クーペは6速MTが584万円、8速ATが598万円。

関連記事:試乗 BMW 2シリーズ、高性能版の「M235i」に試乗

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