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【値上げがナンボのもんじゃい】“電動サイボーグ”化した「911」が全域で従来型をぶっちぎる

0-100加速は0.3秒、ニュルは8秒以上短縮

さて、肝心のダイナミックパフォーマンスだが、一般道路だけでなくサーキットも含むスペインでの試乗会では「走る」「曲がる」「止まる」の基本的な性能が明らかに向上していた。

「走る」は最高回転数30万rpmの電動ターボによるラグの無いスムーズな走りと電動モーターのブーストによる圧倒的な加速。

「曲がる」は4WSに加え新たなキャリブレーションを与えられ、いっそう情報量に富みダイレクト感の高まったステアリングと、400V化されて反応速度の速まったPSM(ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム)。

「止まる」は標準装備でターボから移植された408mm径のフロントディスクと6ピストンキャリパー、380mm径のリアディスクと4ピストンキャリパーのブレーキシステム。

テストカーはオプションの420mmセラミックコンポジット製フロントディスクと10ピストンキャリパー、410mm径セラミックコンポジット製ディスクと4ピストンキャリパーで、これほど優れた制動感と圧倒的な制動力はまさに類まれである。

ダイナミック性能の向上はスポーツカーの性能測定の聖地・ニュルブルクリンク北コースでのラップタイムでも明らかだ。ニューGTS Tハイブリッドは旧GTSよりも8.7秒も速い7分16秒9を記録している。

こうした圧倒的なパフォーマンス向上にも関わらず燃費は10.5~11L/100km(約9.5~9.1km/L)、CO2発生量は239~252g/km(※旧モデルは約9.6~9.1km/L、CO2排出量は236~249g/km)と殆ど変わっていない。

つまり動力性能だけでなく環境性能においても、ポルシェのエンジニアはまたしても“最新の911=最良の911”に仕立て上げたのである。

ただしこの技術の進歩はユーザーにとってコストを伴う。日本におけるニューGTS Tハイブリッドの価格は旧モデルよりも195万円高(※カレラGTSの場合)となっている。

グレード価格
カレラ GTS 2254万円
カレラ4 GTS 2365万円
カレラGTSカブリオレ2503万円
カレラ4 GTSカブリオレ2614万円

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>>新型「ポルシェ マカン」発表。デザインの完成度に注目

(終わり)

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