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プレマシーOEM車に、日産の経営戦略をよむ!

OEMから、自社戦略へ

ひと昔前ならばOEM車は、ラインナップの中で“致し方ない”感じで鎮座していた。しかし最近の日産のOEM車の扱いを見ていて感じるのは、今の時代に相応しいラインナップの“アレンジ”であり、それを実現する経営戦略としての“センスの良さ”である。

例えば日産はスズキからのOEMによって軽自動車の販売に乗り出したわけだが、これは日産が軽自動車を扱うことによって新たな顧客を確保すると同時に、軽自動車から登録車へのステップアップも狙った戦略で、実際に功を奏している。しかも注目すべきは軽自動車を扱うようになったことで、新たな知見を手に入れたこと。

既にご存知の方も多いが日産はつい先日の6月20日に、軽自動車開発の合弁会社「NMKV」を三菱自動車と一緒に興した。これは日産が三菱からのOEMによる軽自動車販売を行ってきたからこそ出たアイデアで、その真意はOEMでは実現できない範囲へ着手(開発コンセプトやデザインへの参画)することで重要な軽自動車市場でより競争力のある商品を開発すると同時に、“日産の軽”という新たな分野を築くことにあるのも間違いない。

こうした具合で日産は、単にOEMを売るのではなく、自社ラインナップの巧みなアレンジに使い、さらにその先の自社の戦略を模索するための要素にもしている点が逞しいわけだ。

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