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新型レヴォーグ STIスポーツEX試乗 間違いなく「買い」のステーションワゴンだが難点はデザイン

新型レヴォーグ STIスポーツEX試乗 間違いなく「買い」のステーションワゴンだが難点はデザイン

スバル レヴォーグ STI Sport EX

唯一の難点はエレガンスを感じないデザイン

そして話題の「アイサイトX」だが、これもすこぶるよろしい。

これまでのアイサイトでは、高速道路上でACCを100km/hに設定し、前方車の都合により60km/hほどで走っている際に前方車両がいなくなると、途端にカーブに向かって100km/hまで加速を開始しようとする局面もあるため、一瞬アセることもあった(もちろんすぐにブレーキを踏めばいいだけなので、特に危険ではないのだが)。

だがアイサイトXでは、そんな場合でもカーブ曲率に合った速度までしっかり減速してくれるため、「おっと!」という一瞬が存在しないのだ。

またウインカーレバーを操作することで(高速道路上の一定条件下で)自動的にレーンチェンジを行ってくれる仕掛けも、十分実用に値する。

これを試す前は「正直、レーンチェンジは機械なんかよりオレ様のほうが上手いだろ!」と思っていたのだが、今ではその自信はない。微妙なところではあるが、おそらくは筆者よりも機械(スバルのテスターが育て上げた機械)のほうが上手な気がしている。

そして高速道路上での渋滞時に使用可能となる「ハンズフリー」は快適&安心のかたまり。車の自動運転にさほどの興味はない筆者だが、高速道路のうっとうしい渋滞はぜひともアイサイトXにすべてを丸投げしたいと熱望している。

シートの作りも前後とも優秀で、荷室容量も十分(フロアボード下のサブトランクもかなり広い)。要するに走りと使い勝手に関しては文句なしで、燃費も、テキトーな満タン法ではあるが、特にエコドライブを意識せずとも(今のところ)13km/Lぐらいは走っている。フルタイム4WDのターボ車としては「まずまず」と言えるはずだ。

以上、まるでスバルの回し者のような絶賛の嵐となってしまったが、本当のことなのだから仕方ない。購入者としてのひいき目も極力排除して本稿を書いたつもりだ。

唯一の難点を挙げるとしたら「デザイン」だろうか。内外装とも悪くないというか、なかなか素敵なデザインだとは思うが、類似クラスの欧州製ステーションワゴンと比べれば「エレガンス」が若干欠けていると指摘せざるを得ない。

だがそこが気にならないのであれば、あるいは許せるのであれば(筆者は許すことに決めた)、新型スバル レヴォーグSTIスポーツは間違いなく「買い」のステーションワゴンである。

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みんなのコメント

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  • 2020/12/28 13:05

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    実物見たら言うほど見た目は悪くないとは思った。エレガンスさをスバルに求めるのは間違っているだろう。内装はスバルは伝統的にダサいといわれるから今回は変な方向に頑張ったようだがセンターモニター含め洒落ていない。
  • 2020/12/28 13:57

    違反報告

    ヘッドライトの形状がねぇ・・・
    デイライトの先端に切れ込みは入れないで良かった

    そのせいでフロントに迫力がない・・・
  • 2020/12/28 16:41

    違反報告

    デザインが・・・ねえ~・・・
    スバルは以前から、デザインで拘ろうとすればするほど何処か珍妙な形になってしまう気がする。
    変な拘りを止めてオーソドックスなデザインで
    まとめた方が良いんじゃないかと思う。

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