新型ゴルフRや e-ゴルフなど、両極をいくゴルフ4台に公道&サーキットで試乗
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
アクセルを全開にしたときの発進力は、たとえばテスラなどが喧伝するカタパルトダッシュではない。しかし0-100km/hを9.6秒で走るだけの能力を有しており、実用的な使用域のスピードには不満なし。トランスミッションの変速がない、ワンギアによる伸びやかな加速はとても気持ち良い。また信号からのゼロスタートでは、動力源の回転数に関係なく瞬時に得られる最大トルクによって、一般的なガソリン車よりも早いダッシュが決まる。そして勢いよく前に出たあとは、前述した快適なクルージングが待っている。
回生ブレーキはシフトスティックを横に倒すことで3段階、Bレンジで最強、Dレンジで回生ゼロの全部で5段階。試乗車にはパドルはなかったが、欧州ではオプションの設定があるらしい。またフットブレーキの感触も、回生と油圧の使い分けが気になるようなことはなく、至って自然に操作できるのが嬉しい。
ちなみにゴールまでの約100kmに到達する頃には、バッテリーゲージが半分より少し上と、踏み倒したり色々やったおかげでフォルクスワーゲンが伝える電費よりは多めに消費されていた。しかし普通に走ればトータルで200~250kmは稼げる感触はあり、なおかつe-ゴルフはCHAdeMO(チャデモ)といった急速充電にも対応するとのことだから、新し物好きの心をかなりくすぐると思う。参考までに7.2kWで充電すると4時間15分で満充電になる。
ゴルフらしからぬハンドリングとEV特有のサイレントな走行性能を持ちながらも、この質感はやっぱりそのボディがゴルフだからこそできたとボクは思う。日産リーフ(ちなみに航続距離は280km)の軽やかさとはまた違う、どっしりまったりとしつつもキレのある乗り味が、e-ゴルフ最大の特徴だと感じた試乗だった。
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