新型ゴルフRや e-ゴルフなど、両極をいくゴルフ4台に公道&サーキットで試乗
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
翌日はゴルフRを試乗するサーキットまでゴルフGTEで走った。と言ってもGTEに関しては、実は性能的に向上した部分はほとんどない。1.4リッターTSIは150ps、DSGユニットに組み込まれるモーターは109ps(80kW)のままで、よってトータルシステム出力も204psのまま。ちなみにEVのみでの航続距離も50km(欧州燃費モード。JC08モードでは53.1km)と変わりが無い。ここらへんは、プリウスPHVが26.4kmから68.2kmへと距離を伸ばしたのだから、もう少し頑張って欲しかったが、開発者に聞いた話として後述しよう。
ただ欧州のナビゲーションシステムには予定ルートを考慮に入れてハイブリッドモードの制御システムを最適化するプログラムが組み込まれ、より効率的な走りができるようになった。またGTIと同意匠のエアインテーク付きフロントバンパーにe-ゴルフと同じコの字型デイライトが装備されているのは魅力的だ。
そしてその走りは、e-ゴルフを試した後だけによりリアリティに富んだものとなった。まず感動したのは、エンジンを併用するハイブリッドモードでもGTEはe-ゴルフに負けないくらい静かに走れる。モーターのアシストが絶妙であり、かつアクセルを無造作に踏み込まない限りはエンジンそのものも静か。きっと遮音もしっかりやり込んでいるのだろう。エンジンがうなると突然リアルな世界に引き戻されるプリウスよりも、ここは優れている。
そしてGTEモードを選べば、このモーターパワーが速さへと最大活用される。その車重は1615kg(e-ゴルフと同じなのだ)と、GTIに比べ200kg近く重いのだが、モーターによって得られるトルクはやはり強力。絶対的な伸び感こそGTIには敵わないが、瞬発力はこれを凌ぐものがあり、トータルで痛快。これがハイブリッドであることを考えるとむしろ「いーじゃーん!」となる。
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