最新世代になったVWのSUV「ティグアン」と国産人気SUV「ハリアー」「CX-5」のお買い得度を比べた
掲載 更新 carview! 38
掲載 更新 carview! 38
新型ティグアンに搭載されるディーゼルエンジン(TDI)は、142kW(193PS)の最高出力と400Nmの最大トルクを発生する2リッターターボで、すべて4WDとの組み合わせとなります。
対するCX-5のディーゼルターボの排気量は2.2リッターで、最高出力は147kW(200PS)、最大トルクは450Nm。最大トルクには50Nmの差はありますが、これらの数値はあくまで全開時の性能であり、日常的な動力性能はほぼ同等と考えていいでしょう。
明確に異なるのはトランスミッションで、7速DCTのティグアンに対して、CX-5はトルクコンバーター式の6速AT。
ティグアンの方がギア数が多く、またDCTはロスも少ないトランスミッションといわれていますので、実用燃費ではティグアンが優秀と予想されます(前記のとおり、ティグアンの燃費は未発表)。
また、ティグアンのスリーサイズは全長4545×全幅1840×全高1650mm、CX-5のそれは全長4575×全幅1845×全高1690mm。
ボディサイズもまた、ティグアンとCX-5は拮抗しています。まさに好敵手という印象です。
ティグアンとCX-5との比較した場合、ポイントとなるのが価格です。
同じディーゼル+4WDを条件とすると、CX-5の本体価格は最上級グレード「XD エクスクルーシブモード」でも422万5100円ですが、ティグアンTDIのそれは最安の「TDI 4モーション アクティブ」で561万9000円。額面上では明らかな差があります。
現行CX-5のデビューは2017年ですが、毎年地道に改良されるマツダらしく、デザインや質感、走り、安全装備などでも、それほど古さを感じさせません。
もちろん、ティグアンの15インチ大型センターディスプレイやデジタルメータークラスター、音声操作機能などを組み合わせた最新インフォテインメントシステム「MIB4」と比較すると、CX-5のそれはセンターディスプレイこそ10.25インチですが、メータークラスターは古典的なアナログ計器が残されるなど、さすがに古さを感じさせます。
ただ、それ以外の装備では、上質なナッパレザーのシート表皮、前席の電動調整、同じくシートベンチレーション、さらには「BOSE」の10スピーカーサウンドシステムなどを標準装備しており、総合的な装備の充実度はCX-5 XD エクスクルーシブモードの圧勝といっていいでしょう。
(次のページに続く)
>>【やっぱり本命】マツダ製HVを搭載する次期「CX-5」は早ければ今年発表、来年発売の急展開
【マツダ CX-5】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら
>【平均総合評価 4.7/5.0】ユーザーレビューはこちら
>中古車情報はこちら
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
一見ただの公園だが……貴重な中世城郭「茅ヶ崎城」の遺跡だった!? バイクで往く城跡巡り
カウンタック以前の「4人乗りランボルギーニ」がオークションで落札 生産台数は225台 元スペイン王室が所有していた56年前の「イスレロ」とは
デコトラに魅了されているが……「何がいいの?」と聞かれると難しい! 結局デコトライベントで目の当たりにするのが一番だった
次期ワゴンR、「Vision e-Sky」デザインを量産仕様に展開か!? BEVもあり!?
日産 フェアレディZ コンバーチブルはスタイル、走り、心地よさといったすべてを融合したオープンZの到達点【愛すべき日本の珍車と珍技術】
「技術の日産」全開! 超“最先端”コンパクトカーがスゴい! その場で「くるくる」回って「会話」もできる!? 約20年前から「AI」も搭載してた驚愕のコンセプトモデル「PIVO」シリーズとは
ベルルッティが提案する、極上の革とカシミヤが描く静かな贅沢──2025年の秋冬スタイルを小物でアップデートする
【ジャガー】90周年を記念し初代モデルと次世代コンセプトを歴史あるホテルにて披露
タイトル争いをかき回す、”ダークホース”は誰? 4番グリッドのラッセルはやる気満々「いつものレースと同じ」
高さ300m! かつて上野駅に「高層化計画」があった――なぜ頓挫したのか?
なぜ日付けにサンダーボルト!? お待ちかね「藤原ヒロシ×タグ・ホイヤー」第3弾カレラはブラック&ホワイトのミニマルデザインがカッコよすぎ!
マクラーレン、フェルスタッペンに「フェアなレース」を期待。ノリスには慎重さも要求?
レクサス版「GR86」構想は本当にあるのか? 棚上げ状態から再始動の声が聞こえてきた背景
【いまさら聞けない】認定中古車のメリット・デメリット。購入者が主張する“意外な盲点”とは…どんな人に向いている?
290万円の「デリカミニ」登場で“価格天井”が崩壊。なぜ軽自動車の“高価格化”が止まらないのか
22万kmでも海外オークションで400万円超えた三菱「パジェロ エボ」。もし左ハンドルがあったらもっと高値になってたかも?
【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!