白鵬が豊田会長におねだり!? 大相撲100周年を記念しセンチュリーのオープンカーが誕生
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:編集部 43
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発表会に参加し、パレードカーのシートに座った芝田山親方は「乗り心地がしっかりしていて座りやすい。(着座位置が高いので)遠くの高いところまで見通せるし、沿道のお客さんも力士の顔が十分に見える。今年の初場所は、全幕内関取衆が『最初に誰が乗るんだ』という気持ちになると思う。私(が現役力士)だったら、自分が一番に乗りたい」と新パレードカー誕生の喜びを語った。
歴代最多の優勝回数を誇る宮城野親方も「センチュリーはクルマの中の横綱。(現役力士として)乗りたかった……。このクルマがあったら45回の優勝回数がさらに増えたかもしれない」と複雑な心境を吐露。今回のパレードカーは、美しいホワイトのボディに鳳凰のエンブレムが鎮座し、まさに“白鵬のためのクルマ”のようである。
しかし両親方とも、今では弟子を抱え後進の育成にあたる立場。宮城野親方は「弟子がこれに乗ってくれたら一番の喜び」と述べた。
奇しくも2025年は相撲協会100周年。そこに向けて作られたパレードカーが「100年」を意味するセンチュリー。このことについて豊田会長は「縁を感じますね。センチュリーは名前が表すように豊田佐吉生誕100年を記念して作られた。相撲という国技が100年目を迎えるときに、ちょうどこのクルマがデビューした。何か見えない力を感じる」と感慨深く話す。
日本のフラッグシップとして継承されてきた匠の技を、SUVという新たなデザインで表現し進化した新型センチュリー。その「継承と進化」というフィロソフィーに呼応し、100年を迎える相撲も、歴史と文化を継承し、そして進化しながら、新たな100年を形作っていくことになりそうだ。
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