ガソリンエンジンのマツダ CX-30は素晴らしいクロスオーバーSUVだが1.8ディーゼルは存在がやや疑問?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:編集部 243
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結論から申し上げると、このグレードは「日本の速度域には合ってないのでは?」と筆者には感じられた。
やや飛ばし気味に走る分にはひたすら気持ち良く、まさにメーカーが言うとおりの「人馬一体」感を強く感じるのだが、日本の(特に都市部での)常用速度域で使う限りにおいては意外とそうでもないのだ。
具体的に申し上げよう。
先ほど言ったとおりの「やや飛ばし気味」の速度域に達した後は、非常に気持ちのいい走りが堪能できるクロスオーバー車であることは間違いない。ついでに言えば「デザイン」のクオリティも、世界的に見てもクラストップレベルであろう。
だがそういった速度域に達するまでの、というか東京都内などの一般道では常態化している「ノロノロというほどではないがゆっくりめな速度域」、あるいは少しだけ混雑している高速道路でしばしば陥る「100km/hではなく80km/hぐらいで巡航せざるを得ない」といった局面が、このグレードはやや苦手なのだ。
遅めの速度域では常に若干の突き上げ感のようなものを感じ、なおかつ、その速度域のまま交差点などを曲がる際にも、ステアリングおよび車全体から若干の「ナマクラ感」を感じてしまう。速度を上げればぜんぜん悪くなく、むしろいい感じに変わるのだが、最近のマツダ車らしい「ゆっくり走ってもひたすら気持ちいい」というアレが、このグレードではさほど感じられない。
おそらくそれは、ディーゼルエンジン+AWDゆえの重めな車両重量が災いしているのだろう。
同じLパッケージの6速AT同士で比較すると、通常の2Lガソリンエンジンを積むFFモデルの車重が1400kgであるのに対し、1.8LディーゼルターボのAWDモデルは1530kg。実に130kg、大相撲の力士で言うとおおむね松鳳山(しょうほうざん)1人分も重くなっているゆえ、低速域ではどうしてもバタついてしまうのだと思われる。
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