三菱「アウトランダー PHEV」改良型発表 国内初“ヤマハ製オーディオシステム”を全グレードに標準装備
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:三菱自動車 19
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三菱は10月9日、「アウトランダー」のマイナーチェンジモデルを発表しました。価格は526万3500円~668万5800円で、10月31日より発売します。なお「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の対象となるため、55万円の補助金が車両本体価格に適用されます。
3代目となる現行型アウトランダーは、2021年10月に登場。プラットフォームは、ルノー・日産・三菱アライアンスにより開発された「CMF-C/D」を採用。近いところで言えば、日産「エクストレイル」と同じものを使用しています。
今回のマイナーチェンジでは、バッテリー容量アップやPHEVシステムの出力向上、内外装の一部デザイン変更、最上級グレードの追加、ヤマハオーディオシステムの採用など、走行性能や内外装の質感向上が中心となっています
搭載するリチウムイオンバッテリーを刷新し、バッテリー容量を13%増の22.7kWhにアップしたことでEV走行距離が「M」では87kmから106kmに、その他のグレードでは84kmから102kmに伸長しています(いずれもWLTCモード)。
パワートレーンは、PHEVシステムの最高出力を20%向上させ、高速道路の合流や追い越しなどで力強い加速を実現するだけでなく、パワーアップしたことでエンジンの始動頻度を低減。
また、アクセル操作時のモータートルク特性をマイルドに変更し、車両の挙動を安定させることで快適性が向上しています。
足回りは、サスペンションチューニングを見直し、新タイヤを採用したことで乗り心地を向上。
その他に、電動パワーステアリングのアシスト力最適化と、出力向上によるS-AWC制御の見直しをおこない、旋回中の安定性を高めました。
(次のページに続く)
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