NX試乗。レクサス本気の実力派SUVにヒットの予感
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:トヨタ自動車
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このNX、日本国内に於けるレクサスの大きな起爆剤になるかもしれない。サイズはこの国の道路事情の中で持て余すことなく、それでいて室内は十分な広さを実現しているし、快適性も走りっぷりも目を見張るものがある。デザインだって市場を席巻しているドイツ勢に負けない存在感を発揮しているし、更に言えばレクサスならでは、あるいは日本車ならではの“おもてなし”も心をくすぐる。
こだわりのイルミネーションも面白いのだが、それは実車を見ていただくとして、たとえばカップホルダーは底面にラバーが敷かれており、ペットボトルのキャップを片手で外すのをラクにしている。リモートタッチには新たに振動フィードバック式のタッチパッドを採用した。また、後席にはパワーリクライニングシートを設定。大きな荷物を載せる時などワンタッチで折り畳むこともできる。この場合の荷室長は実に950mmとなり、横方向の余裕も相まって46インチのゴルフバッグ3つを横に並べて積めるというから、随分使いでのある空間になっている。
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