ランボルギーニ ウルスはナンちゃってSUVどころか全部入りスーパーカーの傑作だった
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:ランボルギーニ・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:ランボルギーニ・ジャパン
ちなみにウルスの暴力的な加速力には不思議なほど怖さがなく、その暴力性を余すことなく味わえてしまう。フロント285mm、リア315mmという極太タイヤのグリップ力に加え、前40:後60をベースに駆動力を最適配分する専用の4WDシステム、後輪左右の駆動力を変化させて旋回力を調整するベクタリング、さらには最大切れ角3度のリアステアまで搭載する2段構えだ。
しかも電子制御スタビライザーで旋回中の傾きを抑制し、電子制御エアサスペンションは速度や走行モードに応じて15cmの調整幅で最適な車高を保ってくれる。考えられる全てのハイテク技術を突っ込んだと言っていい。
これらを駆使した走りは、不思議なほど曲がり、グリップ感があり、安定もしている。「そこに操る楽しさがあるか?」と聞かれると、ランボルギーニの2ドアモデル勢には負けるが、SUVとしては十分過ぎるレベルにある。それでいてSUVらしい視界の良さや見晴らしも持ち合わせている。
オフロードでも侮れない。30度の登坂路で完全停止してからの動き出しでは、タイヤを一切滑らせずに走り出せる絶妙なトルクコントロール力を見せた。目視できない前方の路面状況をカメラ映像で補助する機構も用意され、急な下り坂などハードなオフロード走行も可能だ。
考えてみたら、中東の富豪のためにつくりあげたクルマでもあり、2.2トンの車体で砂漠を駆け回る性能を持っているわけで、今回のテストコーなど朝飯前なのだろう。
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