スバル インプレッサとXVの改良モデルに試乗。走りのキャラの違いがより明確になった
掲載 更新 carview! 写真:SUBARU
掲載 更新 carview! 写真:SUBARU
次はインプレッサスポーツに乗り換えます。冒頭でお伝えした通り、XVの2.0Lエンジン車はすべてe-BOXERに置き換えられましたが、インプレッサにはその設定がまだありません。試乗前に「今回のような取り組みはおそらく初めて」という、STIとのコラボによる足回りの改良について開発者に伺いました。チューニングの順序としては、まずSTI側が試乗しつつ目指すべき乗り味を数値化、それを受けてスバルの開発陣が調整を施すというもの。「WRX STIのようにステアリング切り始めの応答性を高めることでリニアな操舵感を実現し、よりスポーティな方向を目指した」ということでしたが、さて実際に乗ってみると…。
走り出しでいくつかの段差を乗り越えると、XVとの違いが明らかに感じられます。シャキッと硬めの感触が足元から伝わり、なるほどSTIが目指したという乗り味の一端が見えてきます。一般道、高速道路で流れにのると、丸みのある乗り味だったXVよりもやや硬質ながら、軽快なハンドリングでキビキビと気持ちよく走らせることができました。
ただ、先ほどのXVほどのパワーが感じられないため、発進時や高速道路などでの加速時に多少の不足感がありますが、それもスペックを見れば当然。最高出力145ps/最大トルク188Nmのエンジンに、13.6ps/65Nmのモーターを組み合わせたXVに対して、インプレッサは154ps/196Nmのエンジンのみ。エンジン単体としては上回るものの、e-BOXERの力を得たXVのようにはいかない訳です。
2台を乗り比べての編集的な印象は、ゆったりとした快適な乗り心地を求めるならXV、よりスバルらしいスポーティなハンドリングを楽しむならインプレッサスポーツ、ということに。ご興味がある方には今回のような2台の比較試乗をぜひおすすめしたいと思います。
次のページ>>スペック(XV)
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
苦しみ続けるマクラーレンのノリスが予選6番手「良いラップをまとめることが、あまりにも難しい」/F1第22戦
先代「695」と乗り比べ アバルト500e 長期テスト(5) 魅力はそのまま 未来感が凄い!
「なんで!? スマートキーが作動しない!?」焦るクルマのトラブル 便利だけど大きな弱点もある理由とは
2列目シートも快適でフラットスペースも広いトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
なつかしすぎて涙。タミヤのRCバギー「グラスホッパー」が誕生40周年を記念し“トミカ”&“ミニ四駆”になった!
タナクがまさかのクラッシュ。ヌービルが悲願のタイトル獲得。トヨタが逆転ランキングトップ/ラリージャパン最終日
アルピーヌのガスリーが驚きの予選3番手「アグレッシブな低ダウンフォースパッケージを選択。予想外の結果を出せた」
トヨタ「“2階建て”車中泊仕様」がスゴイ! 大人5人が寝られる「豪華ホテル」風内装! 広さ2倍になる“マル秘機能”も搭載する「謎のハイラックス」とは?
レクサス『LBX MORIZO RR』やマツダ『CX-80』、最新4車種にブリッツ「OBDモニター」が適合
マジ!? 今が[ベストタイミング]!? 新車は買えなくなったホンダ[S660]を中古で探すぞ!!
トヨタWRC代表、タイトル獲得に向けラリージャパンで“チームプレー”徹した勝田貴元の「マネジメント力を見ていた」
みなとみらいのヤマハ発信拠点で“外に繰り出したくなる”イラスト展開催 12月11日~15日
【次期ティアナ?】日産が“美形”セダン「N7」発表。中国でBYDとシャオミの上級モデルに殴り込み
現行型が今も販売好調な「フォレスター」だが、日本のユーザーが選ぶべきは…やはり新型である理由
800万円は高いか安いか!? レトロ風で最新の安全装備充実!ミツオカ創業55周年記念車「M55」発表
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!