ハマーH3、日本向け仕様 街で実際に乗ってみた!
掲載 更新 carview! 文:萩原 秀輝/写真:荒川 雅臣
掲載 更新 carview! 文:萩原 秀輝/写真:荒川 雅臣
最近のSUVは、クロスオーバー化がトレンドになっている。走りが乗用車化されているのはもちろん、デザイン的にも2ボックスカーやクーペのようなフォルムを取り入れ都会的な場面にも馴染むような雰囲気を持つモデルが多い。そうしたトレンドに対して、異彩を放つSUVが存在する。それが、ハマー(HUMMER)だ。
そもそもハマーは、アメリカ陸軍の要請によりAM General社が開発した軍用車両(High-Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle)がルーツ。頭文字のHMMWVから派生したハンビー(Humveeは、現在までに185,000台が生産されている)という通称が今や商標となり、後に民間用としてハマーの名で市販された。
さらに、1999年にGMがハマーのブランドを獲得すると、民間用を前提としたハマーH2を開発し、2002年よりAM General社が生産。民間用と言ってもハマーH2は軍用車両がルーツなので、デザイン的な洗練度が増したしたとはいえ独特の逞しさを維持。ただし、全長と全幅がそれぞれ5mと2mを超えるボディは圧倒的な存在感を放つものの、都会的な場面ではサイズを持て余しかねないことも事実だった。
そうした前提を踏まえ、ハンビー以来のイメージを受け継ぎGMが実用性を付加して開発し、2005年から北米で販売を開始したのがハマーH3だ。ボディ全長はH2の弟分らしく約4.7mとなり、全幅も2m以下に収まった。それでも、かなり大柄なことには変わりない。だが、最小回転半径が5.7mと大きすぎず四角張ったフォルムを備えているので、慣れてしまえば車両感覚のつかみやすさも手伝って日常での取り回しは難しくない。しかも、2008年モデルでは右ハンドル仕様が追加され使い勝手が向上したことも見逃せない。それでいて、見た目の逞しさは少しも衰えず、都会的な場面ではクロスオーバー化したSUVとは一線を画す存在感を放つ。
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