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ハマーH3、日本向け仕様 街で実際に乗ってみた!

高い駆動力がネバリ強さをもたらし驚異の走破性を実現

走りの面でも、ハマーH3はハンビーをルーツとするだけのことはある。前後のオーバーハングが短くクラス最大のタイヤ径を備えることで、いきなり急勾配になる場面にも対応。何と、407mmの垂直段差を乗り越える能力を備えるという。しかも、フルタイム4WDシステムには副変速機が組み合わされているためローレンジ(4Lモード)を選択すればエンジンは強大な駆動力を発揮。31度の勾配を登坂する能力を備えるとのこと。

実際に、東京タワーが背景にそびえ立つ特設会場で実施されたハマーH3 アーバン アドベンチャーには、30度の勾配を持つ斜面を地上4mまで登り、再び30度の勾配を下るという巨大なスチールマウンテンが出現。その走破に挑戦したが、電子制御4速AT仕様でさえローレンジを選択しアクセルを少しだけ踏むだけで、エンジン回転数は1500rpmあたりを保ち空に向かって突き進むように登坂を開始。途中、アクセルを踏み込もうものなら真後ろに転がりそうな急勾配をものともせず、3.7リッターの直列5気筒DOHCエンジンはネバリ強い駆動力を発揮しながら2.2トンの車重を頂上まで引っ張り上げた。

ただ、こうしたネバリ強さは極端に低いローレンジのギア比に頼っている感がある。一般路では、ハイレンジを選択することになるが4速AT自体のギア比は高めに設定されているので低回転域ではいささか車重を持て余し気味となる。それを補うために、市街地では3速までを使いトルクが充実してくる中回転域が保てる変速制御が採用されている。4速に自動変速されるのは70km/h以上であり、高速道路では100km/hでエンジン回転数が2300rpmとなる。やはり、高速域から追い越しをかける場面では力強さに物足りなさを覚えるが、マニュアル操作で2速に変速しアクセルを踏み込むとハナシが違ってくる。5200rpmでまるで吸気系の制御が変わる(そうした機能は備えていないが)かのように、エンジン音の迫力が増し加速に勢いが付いてくる。そして、レブリミットの6200rpmまで一気に吹き上がる。

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