新型CLAシューティングブレーク、「180」と「AMG」に試乗
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:篠原 晃一
このCLA45、エンジンは基本的にCLA250と同じ2リッター直4直噴ターボを搭載するが、AMGの手によってパワーは360psに、トルクは450Nmにチューンされ、基本は他のモデルと同じ7段DCTと組み合わせられて、1660kgのボディを走らせる。そのパフォーマンスはどうだったかというと、これも様々な意味でハイチューンモデルらしいものだった。
まずトランスミッションをデフォルトのコンフォートモードにしたまま、大人しく踏んで走り出すと、2000rpm以下の極低回転のトルクが細いのを実感させるかのように、発進が若干もたつく印象をうける。でも、それがまた高性能車らしくて悪くなかったりする。
とはいえ、もしもそれが気になるなら、トランスミッションをスポーツモードに切り替えるといい。するとスロットルレスポンスも素早くなって、踏み込むと同時に回転はトルクバンドに突入するから、いかにもAMGらしい俊敏な加速が即座に手に入るようになる。
このエンジン、ターボゆえに6200rpmからレッドゾーンと決して高回転型ではないが、そこに至るまでのレスポンスと回転感もノーマルとは別物のタイトさがあり、ハイチューンユニットであることを実感させてくれる。ここにもAMGのご利益が感じられるわけだ。
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