439万円でもお買い得!? 新型「セレナ オーテック・スポーツスペック」は上質さと走りのバランスが絶妙だった
掲載 carview! 文:編集部 8
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そんなオーテックが生み出した「セレナ オーテック・スポーツスペック」だが、冒頭にも述べた通り通常のオーテック仕様と違って、エクステリア・インテリアの化粧直しだけでなくハンドリングや加速感までトータルでチューニングが施されているのが特徴だ。
オーテック創業の地である湘南の海と空にインスパイアされた鮮やかなブルーは、周りの風景を反射させ、光の具合により群青から翠まで様々な表情を見せる。
セレナ唯一の17インチホイールは水中に差し込む光を、バンパー下部のメタル調パーツは波打ち際の白波を、グリルに施されたクロームドット加飾は海面のきらめきを表しているそうだ。インテリアも海と空をモチーフに上質感や仕立ての良さを感じる。
>>「セレナ オーテック・スポーツスペック」を写真で詳しくチェックする
セレナ最大の魅力でもある日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」も、「VCM(※ヴィークル・コントロール・モジュール、いわゆるコンピューター)」のチューニングによりパワフルで気持ちの良い加速感を狙って作り込まれた。
最高出力/最大トルクは標準車のセレナe-POWERと同じながら、普段使い(アクセル中間開度)で差を感じられるフィーリングを実現しているそうで、「エコ」モードのセッティングは共通ながら、「スタンダード」が標準車の「スポーツ」より少し弱いぐらいの力強さ・伸びを、「スポーツ」では力強さ・伸びだけでなくアクセルを踏んだ瞬間のレスポンスも強化しているという。
走りの面では、前後のサスペンションや電動パワステのチューニングや「ミシュラン パイロットスポーツ5」の投入、前後クロスバー追加といった剛性強化のほか、リアにはヤマハ製「パフォーマンスダンパー」まで装備される。上質感(静粛性)向上のために「ダッシュロアインシュレーター」やサイドガラスの板厚アップまで行う凝りようだ。
ちなみに、車高のわずかな変化で先進安全装備は正常に機能しなくなってしまうそうで、そのあたりの適合に多くの時間がかかったと関係者は教えてくれた。悲しいかな、現代のクルマはちょっとのチューニングすら許容しないのである。
(次ページに続く)
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