新型フォーカス、ダイナミック性能に美点多し!
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:小林 俊樹
つまり、ルックス的には単純に表現し難いものを持ったフォーカスだが、走り出してみると実にスッキリした乗り味のクルマだった。まずは運転席に座ると、ひと昔前のシトロエンのシートのように腰の上あたりを柔らかく支えてくれるバックレストの感触が気持ちよく、スポーティに装ったように思える内外装とのギャップにちょっと驚かされる。
ヨーロッパ仕様には1リッター3気筒直噴ターボという究極のダウンサイジングエンジンもあるフォーカスだが、日本仕様はそれらとは真逆の2リッター直4直噴NAという今どき珍しいストレートなエンジンを搭載、しかもこれが170ps/6600rpmのパワーを発生するから頼もしい。一方、トランスミッションは現代的で、ゲトラグとフォードの共同開発になる、「パワーシフト」と呼ばれる6段デュアルクラッチ2ペダルMTを採用する。
走ってみるとこのエンジン、スムーズかつ活発に回転を上げていくし、パワーシフトの発進や変速も想像以上に滑らかで、気持ちよく加速していく。もちろん高速道路のクルージングもお手のもので、アウトバーン並みのスピードでカッ飛びたくなるのを抑える自制心が必要になるほどだ。
もうひとつ感激したのが、その乗り心地だった。日本仕様のフォーカス、“スポーツ”のグレード名から分かるようにスポーティモデルで、サスペンションは標準より15%ほど固めてあるというのだが、高速道路はもちろん街中でも、ちょっと硬めのフランス車、例えばシトロエンDS4あたりに乗っているかのように、柔軟かつスムーズに走っていく。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
三菱自、鴻海からEV調達へ 近く正式発表 環境規制対応としてオーストラリアなどで販売
【ホンダ】次世代 CB「CB1000F コンセプト」を大阪モーターサイクルショー2025で世界初公開!
謎の「ちょうちょマーク」付けたクルマ、一体何を意味? 無視すれば「うっかり違反」の可能性も…若葉マークとは違う「気を付けるポイント」は
40年もの間 一人の女性オーナーに愛され続けた1972年製の「赤いフェラーリ」がオークションに登場 美しい“ピッコロ・フェラーリ”とは
やはりマクラーレンはここでも強い? ノリスが2番手以下に0.4秒差の最速。角田裕毅は好調続く……レッドブル下位沈む|F1中国GP FP1
[名車]ばかりの日産&三菱の10年後に自慢できる[クルマ]はどれだ!?
ジウジアーロデザインのクルマってこんな手頃に買えるの!? 100万円台で乗れる「巨匠の作品」4台
135年の歴史に幕「渡し船銀座」から消える航路 車で乗ってわかった「替えが利かない」役割
F1中国FP1速報|ノリスが大差の首位。角田裕毅10番手、レッドブル勢下位に沈む
1980年代の名ラリーカーがBEVになって復活
新型『CLA』で次世代のラジオ体験、メルセデスベンツが会話型メディア「FYI RAiDiO」搭載へ
GRスープラの究極形「“A90 Final Edition”」は限定150台で抽選受付開始!全身チューンで有終の美をド派手に飾る
【これが最後】改良型「GRスープラ」発売。+48PSの「ファイナルエディション」は150台限定で抽選…1500万円
【車を買うなら年度末】は本当? 安くなるケースもあるが、時間切れや、逆に高くなるリスクもある
【損しないクルマ選び】出来が良くて経済的でいいモノ感もある 自動車ライターが推薦する“国民車候補ベスト3”
【かわいくて頼もしい】フィアット初のMHEVモデル「600ハイブリッド」が今年6月に日本発売、燃費23km/Lと経済性もまずまず!
「日本はもっと車を買え!」ドル=120円も見えてきたトランプの“ドル安砲”でアメ車は売れるか?
【また買えないじゃん!】即売り切れの「GRカローラ」に不満続出…なぜ何度も受注停止に追い込まれるのか?
【300万円前後?】次の目玉「N-ONE e:」が“買い”なワケ。ホンダの“エンジンやめます宣言”は継続中
【日本の誇り】スズキは12カ国で4輪シェアNo.1。トヨタとも違う、小さな巨人が世界の“ニッチ”で愛され続ける理由がスゴイ
アウディ新型「A6アバント」が世界初公開。デザインも走行性もファーストクラスで日本上陸が待たれるも、内燃機関モデルなのに“A6”の謎
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!