【遊んでいる場合じゃない?】赤字転落の日産が「ニスモフェスティバル」中止に踏み切った理由を投資家目線で考える
掲載 carview! 文:山本 晋也 58
掲載 carview! 文:山本 晋也 58
数年前から日産の株式を保有している投資家にとっても、いまの日産には歯がゆい思いしかないはずです。
赤字で無配(配当がないこと)に転落した日産を見ていると信じられないかもしれませんが、2018年にカルロス・ゴーン元会長が逮捕される以前の日産は、個人投資家が大好きな高配当株の代表的銘柄でした。あの頃、日産の株価は1000円を超え、配当利回りが5%に迫る勢いだったのです(※9月24日の執筆時点の株価は373円)。
直近でも、2023年度には年間20円の配当がありました。日産株を売るに売れず、塩漬け状態としている投資家は、「少しでも無駄を省いて、計画通り2026年度は黒字転換して、復配(配当を復活させること)すべし!」と考えているでしょうし、ニスモフェスティバルのような経営再建に無関係に見えるイベントを開催することは、投資家心理を逆なですることになりかねません。
筆者は、ニスモフェスティバルを中止することで、外向きに聖域のないコストカットの実行をアピールしているのだとすれば、賛否両論の話題になっている現状からしても、その狙いは成功していると感じます。投資家の理解を得て、資金に関する協力的体制を維持する上では、今回の中止決定は評価すべきでしょう。
(終わり)
(写真:日産)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
“車内スマホ生活”を強力サポートする、パワフル「USBプラグ」の新作登場![特選カーアクセサリー名鑑]
V12のNAエンジンにMTを組み合わせた「最新」ハイパーカーってマジか! しかも800馬力で1トン切りの「ガラジスティGP1」がクルマ好きの夢すぎる
トヨタ・プロボックスが一部改良で安全装備と機能装備をバージョンアップ
メルセデス、マクラーレンとは戦えず? ラッセルは「レッドブルやフェラーリとの争いになる」と予想
歴代スカイラインで一番デザインがいいのはどれ? 13代もの歴史のなかからプロが「R32」を選んだワケ
「バス運転手」が一転、“注目の職種”に? 「大学新卒に響いている」そのワケは? 高卒は「選択の自由がない」とウィラー
愛車と旅する大人の秘密基地!宮島エリアに誕生した和モダン・ガレージホテル「旅人stay宮島」
ついにレクサスの新世代フラッグシップとなるマシンに「LFA」の名が与えられた! TOYOTA Gazoo Racingが「GR GT」と「GR GT3」も発表
新「“5人乗り”オープンSUV」発表! カクカクボディ×斬新「ソフトトップ」採用! 800馬力「V8ターボ」エンジン搭載の“超高性能モデル”! 独国でブラバス「800カブリオ」登場
あぁ、心躍る猛牛!! まさにスーパーカーの象徴!! ランボルギーニ カウンタック LP400を全開試乗!!
愛する人を失う悲しみ? デルタ・インテグラーレ・エボとの惜別(2) 最大級の幸福感
絶望のランチア デルタ・インテグラーレ・エボとの惜別(1) 自分の延長になる愛車
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?
ソニー・ホンダモビリティが「アフィーラ1」の量産型を1月のCESで公開。さらに新たなコンセプトモデルも予告へ
【正体が判明】謎のレクサス版スポーツモデルは「LFA コンセプト」だった。BEVでも“走りの魂”を継ぐ次世代フラッグシップがついに姿を現した
【市販化なるか】“ランクル75周年”に向けて浮かび上がるトヨタ「ランドクルーザー Se」のこれからの動向
【速報】トヨタが新型「GR GT」「GR GT3」を世界初公開! 650psのV8ハイブリッド×アルミ骨格の“次世代フラッグシップ”の正体判明
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!