【ミニバンにはない自由度】“国産3列SUV”オススメ7選。それぞれの特徴は? 忘れてはいけない“あのモデル”の存在感も光る
掲載 carview! 文:koensha 21
掲載 carview! 文:koensha 21
大型モデル(ランドクルーザー/レクサス系)は3列目の常用性が高く、座面厚・足入れ・乗降スペースがしっかり確保される。電動格納や電動チルトが当たり前で、床面もほぼフラットに仕上がる。
価格は高額だが、走行性能・静粛性・室内の仕立てに投資(将来の下取り時に高い残存価値が期待できる、という意味で)する価値がある。
対してCX-80やアウトランダーPHEVのようなミドル級は、2列の可変性と3列の“臨時〜中距離”性能を両立。価格は500万〜700万円台で、装備バランスが優秀だ。
エクストレイルは最小ボディと価格帯で“7人乗りの安心感”を買う設計。約448万円からのエントリーは、ファミリーSUVの中では明らかに現実的なラインである。
冒頭に書いたように、価格が違いすぎるのでこの7車種を比較するのはあまり意味がないかもしれないが、いちおう比較論を書いておこう。
長距離や悪路をいとわない行動派にはランドクルーザー300/250、快適と品格を重視するならレクサスGX/LX。走りの質と日常性のバランスを求めるならマツダCX-80、静粛な電動走行と多用途性を重視するなら三菱アウトランダーPHEV。都市生活で手ごろに“保険の3列”を備えたいなら日産エクストレイルが理想だ。
最後になってしまったが、忘れてはならないのがミニバン的な居住性とSUV的な走破性を併せ持つ三菱「デリカD:5」の存在だろう。
搭載する2.3Lクリーンディーゼルターボ+8速ATおよびフルタイム4WDシステムにより、都市の送迎から雪道・林道の走破まで幅広く対応する。
乗員定員は7人乗りを基本としつつ、グレードによって8人仕様を設定することで「多人数+荷物+趣味道具」の運用にも融通が利く。3列目は左右跳ね上げ式を採用しており、2列目をスライド/チップアップすれば荷物を優先したアレンジも簡便だ。
10月末に同社の誇る4輪制御技術のS-AWDなどを新搭載したビッグマイナーチェンジモデルが発表された。詳細な価格は未発表ながら新車で約450~495万円と比較的手が届きやすく、3列を備えながら走破性と実用性を両立した現実派ファミリーSUVである。
(終わり)
(写真:トヨタ、日産、マツダ、三菱、レクサス)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【新型CR-V】ミニバン卒業組へ! 走り・広さ両立の旗艦SUVがついに日本発売
イケオジだって大満足! 遊び倒せる「大人の4WDスポーツ」4選
次世代ホンダを占う「次の一手」【石井昌道の自動車テクノロジー最前線】
BYD「シーライオン6」上陸。398万円~のPHEVが国産DセグメントSUVに突きつける「新たな基準」
【最新モデル試乗】ホンダのイメージリーダーはどっち!? 「非日常のときめき_プレリュード」と「FF世界最速_シビック・タイプR」の気になる関係性
「王者の実力を証明する」新型ホンダ CR-V、本命のハイブリッドを26年2月発売へ、「RS」グレードのみに一本化
【最新モデル試乗】これはスポーツカー好きを魅了するSUV! アウディSQ5スポーツバックの胸踊るハイパフォーマンス
実用性が高く、四輪駆動の頑丈なオールラウンダー 新型「スバル フォレスター」は悪路でも優れた性能を発揮する!
日産の新型「ルークス」に注目! “クラストップ”の室内空間や「ミニバン並みの収納力」がイイ! 内外装デザイン&パワトレ異なる「2つの仕様」を乗り比べて分かった実力とは?
9代目へと進化したトヨタ「ハイラックス」のディテールとは? 人気ピックアップの新型は“無骨なデザインと先進メカ”に注目! 気になる日本仕様の内容は
今こそ注目したい黄金期 1990年代前半の名車 47選(前編) 先進的で美しいアイコンたち
【最新モデル試乗】BEVは速さの基準を変える! 0→100km/h加速3.6秒を誇るボルボEX30の刺激と洗練
333万円も安い! トヨタの「“最安”ランドクルーザー」が魅力的! 9年ぶり復活の「実用特化モデル」は超シンプル仕様がイイ! 昭和レトロデザインの手頃な「70 AX」 どんなクルマ?
今こそ注目したい黄金期 1990年代前半の名車 47選(後編) 解き放たれる強烈な個性
【試乗】改めてメルセデスGLBに乗ったら驚いた!最新SUVと比較しても第一級の仕上がり
新車235万円! トヨタ最新「ステーションワゴン」に反響殺到!「コスパと手頃なサイズが最高!」「ワイドボディ仕様がカッコいい」の声も! めちゃ使える“ひろ~い荷室”が大好評の「カローラツーリング」が凄い!
新型「“3列6人/7人乗り”ミニバン」が快挙! フラットな「めちゃ広ッ空間」&“レトロ風デザイン”採用の「後輪駆動モデル」! 2つのカーオブザイヤーを受賞したVW「ID. Buzz」の魅力とは?
【最新モデル試乗】溌溂、軽快、スタイリッシュ! クルマ好きを虜にするアルファロメオ・ジュニア、その素晴らしき走り
【日産の逆襲が本格化】新型「エルグランド」の中身がついに判明。美意識デザイン×e-POWER×プロパイロットで「アルファード」包囲網が整った
「CX-60」登場から3年。“不具合”や“乗り心地”などの弱点克服も、どうしても越えられない「壁」とは
【18年目も人気は衰えず】「デリカD:5」大幅改良で販売店に反響多数。「S-AWC」搭載で“新規客”も多数獲得か
【安い・速い・広い】スペックで圧勝の「カローラクロス GRスポーツ」。それでも「ヴェゼルRS」が“負け”とも言えない理由
【新型試乗】カワイイだけじゃ売れない時代に、あえて“ほぼ300万円の軽”を出した三菱の読み。新「デリカミニ」の正体
ホンダ「ヴェゼル」に追加設定された「RS」が“コンパクトSUVの大本命”と言える3つのワケ
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
新型「ハイラックス」のデザインに「カッコいい」「迫力がある」と高評価の声…サイズに懸念も国内で一定の人気に?
【3年のハンデを覆せるか】新型「CR-V」先行予約開始。ホンダ自慢の走りや使い勝手が魅力。新型ラッシュの激戦区ならではの不安も
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!