【中国発】長城汽車がフェラーリ超え狙う!? V8ミッドシップPHEVの新型スーパーカーが年末登場か

グレートウォール・モーターズが開発中のスーパーカー「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

フェラーリ超えも視野に入れる挑戦の姿勢

長城汽車の最高技術責任者である呉慧暁氏は、2025年4月に本プロジェクトの存在を初めて明らかにし、コストを抑えつつも高いパフォーマンスを実現することを目指していると説明しています。

同氏は一部のコメントで、フェラーリ「SF90」以上の性能も視野に入れていることを示唆しました。

デビュー時期については明言されていないものの、年末までに何らかの発表が行われる可能性があるとの見方が出ています。

価格については、中国の自動車メディアのカーニュースチャイナによれば、約14万ドル（日本円で約2000万円）以上と予想しており、競合となるEVモデルであるアイオン ハイパーSSR（約2650万円）、ヤンワンU9（約3450万円）に対して価格面で優位性があると考えられます。

フェラーリ SF90 ストラダーレ（約5340万円～）と比較しても、その価格差はインパクトを持ちそうです。

また、今後登場が期待されるレクサス「LFA」の後継モデル「LFR」（仮称）が、このGWM製スーパーカーとどのように競合するのかも注目されます。

（終わり）

（写真：APOLLO NEWS SERVICE、フェラーリ、BYD）