918スパイダー・ニュル試乗。最新スペックも
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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さてこの918スパイダーであるが2011年の初公開以来、基本的なレイアウトやハードウエアの内容は変わらないが、そこから導き出される性能値は徐々に進化してきている。まず4593ccの排気量を持つV8エンジンの最高出力は初期の500psから550ps~570psとパワーアップを果たし、現在では580ps、電気モーターも180kW (245ps)となっている。すなわちシステム出力は795ps、最大トルクは780Nmまで上昇している。
これに伴ってダイナミック性能も向上し、0-100km/h は3.0秒とそう変わらないが0-200km/hは8.9秒、そして300km/hまで27秒をきる直前まできている。またもっとも注目される最高速度だが数字は325km/hと前回と変わらないものの担当エンジニアの表情を読むと間違いなく350km/hのラインには到達させることができる余裕を垣間みることができた。
というのはニュルブルクリンク北コースでのラップタイムはテストを重ねる毎に改善され、現在ではスタンダード仕様で7分22秒、軽量化と空力を改善されたヴァイザッハ仕様では7分20秒をマークしている。
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