「ヤリスクロス」プロトタイプ試乗 全方位好バランスだがインテリアの色使いを再考してほしい
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一 239
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一 239
クローズドコース試乗は速度に制限がないので、気をつけていても高い負荷をかけた走行が中心になりがち。そういう状況でもヤリスクロスのボディはよじれを感じさせることなく、常に安心感と快適性が維持された。特にステアリングポストの剛性の高さが感じられ、上等なクルマだと感じさせた。
「GA-Bプラットフォームは骨格結合部分の構造の最適化に苦心し、高い剛性を獲得したほか、サスペンションのフリクションを大幅に低減してしなやかな乗り心地を実現した」という説明の通りの印象を得た。乗り心地については、もっと路面のよくない路面を含む一般道での確認が必要だが、素性がよいことは確認できた。
ユーティリティー性向上にも余念がない。通常このカテゴリーのクルマはリアシートが6:4の分割機構になっていることが多いが、このクルマは4:2:4の3分割。真ん中の2の部分のみを前へ倒せば、後席に2人乗っていながらスキー板に代表される長尺物も積載することが可能。分割を複雑にすれば部品が増え、強度確保にもコストがかさむが、ヤリスクロスはやってきた。ラゲッジスペースは容量が390L。
フロアが二重底になっている。高床状態にすれば床面を開口部の高さにそろえ、荷物積み下ろしが簡単になり、低床状態にすれば容量が増える。高さを決めるデッキボードは左右6:4分割タイプを選ぶこともできるので、シートを部分的に倒したり床の高さを左右で変えたりすることで、荷物の量や形状に応じてアレンジできる。
ラゲッジに向かって左側に大きな“えぐれ”があるおかげで、このクラスのクルマとしては珍しく、リアシートを倒さずゴルフバッグを真横に積載することができる。上級グレードのリアハッチは電動式。開閉に時間がかかりイライラさせられる電動ハッチも少なくないが、このクルマはモーター容量を増やし、従来の2倍の開閉スピードを実現した。確かに速かった。
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