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M4 GTS速攻試乗。コレクターズアイテム間違いなし

投資的にも有望なコレクターズアイテム

また今回は、事前にM社のエキスパートが調整してくれたが、シャシー・セッティングを変更できるのもM4 GTSの特徴である。調整式のフロント・スプリッターとリアウイングは、サーキット向けのセットアップでは、最大でフロントが12kg、リアは40kgのダウンフォースを発揮する。また、ショックアブソーバーは、ロースピード6段階、ハイスピード14段階、そしてリバウンド・スプリングは16段階の調整が可能となっているので、コース特性に応じて最適なセットアップに変更出来るのである。

今回は残念ながら、1周4.727kmのレーシング・コースをわずか6周しか走行できなかったが、M4 GTSの圧倒的なポテンシャルは確認することが出来た。ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェのラップタイムが7分27秒88というのも納得である。サーキット走行メインのハイパフォーマンスカーとして、素晴らしい出来栄えと言って良いだろう。

ちなみにドイツでは14万2600ユーロ(約1760万円)のプライスタグが付けられているM4 GTSだが、すでに生産予定の700台は全て完売している。なお日本での価格は1950万円で、30台が上陸する予定、さらに右ハンドル仕様も注文可能だと言う。BMWジャパンによれば、問い合わせは殺到中だが、まだ完売には至っていないとのこと。(※筆者の独自取材によるもので、確認等は特にしていません)。

銀行の残高に余裕のある方はお急ぎBMWディーラーの門を叩く事をお勧めする。将来的な投資としても有望なアイテムになることも間違いない。

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