新型ミニクロスオーバー海外試乗。ボディは一気に大きくさらに豪華に

世代を追うごとに影を潜めるゴーカート・フィール

最高出力141kW（192PS）/5000-6000rpm、最大トルク280Nm/1350-4600rpmを発揮する2.0リッター直4直噴ターボも、必要十分以上の性能を発揮する。8速ATの制御もスムースで、滑らかな走りを手に入れていた。

しかし、気になる部分が無かったわけではない。ハンドリングは正確だが、車格が増して車両重量も1530kgもあることからか、「ミニ特有のゴーカート・フィール」と表現される俊敏な動きが影を潜めたことは否めない。最新の「ミニ」としては、キャラクターの部分で若干疑問が残るのである。