ワイドショー政治に翻弄される豊洲はFCVの試乗会場にもなった
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
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豊洲問題がどうなるのか気をもんでいたら、最近になって築地改修案まで出てきてしまった。都民の食にとっても大切な中央卸売市場の行方が心配だ。その豊洲問題で必ず報道される東京ガス跡地はどんな経緯で土壌が有害物質で汚染されてきたのだろうか? 私の記憶には、この跡地で自動車の試乗会が開催されたことが残っている。その辺りの話を思い出してみよう。
いまから20年ほど前(1997年前後)にトヨタの燃料電池車のプロトタイプに試乗したことがあったが、その試乗会が東京ガスの豊洲跡地だったのだ。当時の燃料電池車は水素をどのような形態でクルマに搭載するのか、いろいろな可能性が議論されていた。試乗したのはトヨタ「FCEV(1)」で、水素を金属(結晶)に貯蔵する水素吸蔵合金タンクを搭載したクルマだった。その後、重い水素吸蔵合金では実用化は難しいと判断され採用されなかったが、「RAV4 EV」を改造したプロトタイプのステアリングを握って、豊洲の跡地を走ったのだった。水素で発電するとテールパイプからは水しか出てこないので究極のクリーンカーと期待されていたが、まさかその場所が有害な物質で汚染されているとは想像もしなかった。
すでに当時、豊洲に市場を移転する話が水面下で交わされていたが、2002年頃に東京ガスは国の環境基準を超える汚染物質が土壌から検出される事実を公表している。東京都は老朽化する築地の代替地として検討を重ねた結果、土壌改良などの対策を徹底することを前提に豊洲への市場移転を決定していったのである。
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