【今わかること比較】走りと後席の快適性は新型「フリード」優勢。「シエンタ」に勝る点、劣る点
掲載 carview! 文:山本 晋也 50
掲載 carview! 文:山本 晋也 50
コックピットで新型フリードの特徴となるのがフルデジタルメーターと、最大11.4インチ画面のホンダコネクトナビをディーラーオプションとして設定している点でしょう。
いずれも見やすく、とくに大画面ナビはクラスを超えた存在感があります。シエンタのディスプレイオーディオ画面も10.5インチとけっして小さくないのですが、新型フリードと比べると見劣りしてしまいます。
新型フリードには現行モデル同様に6人乗りが用意されているのも特徴です。
2列目キャプテンシートの6人乗り仕様は、2列目間をウォークスルーして3列目へにアプローチできるため、乗り降りのしやすさにつながりますし、なにより両側アームレストを採用したキャプテンシートの座り心地はコンパクトクラスと思えない満足感があります。
これは3列シート7人乗り/2列シート5人乗りのバリエーションしか用意していないシエンタにはない魅力です。
また、SUVテイストの「クロスター」を従来モデルからグッと進化させているのは新型フリードのアドバンテージとなるでしょう。これはシエンタにはないラインナップです。
トレンドのど真ん中となっているSUVと、フリードが歴代モデルで培ってきた使いやすくサイズを感じさせないパッケージングの組み合わせは、このクラスではファミリーでのアウトドアレジャーに最適な一台といえるでしょう。
各種スペックや価格帯などの詳細情報も引き続きウォッチしていく必要がありそうです。
<終わり>
>>新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
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