【スクープ】三菱「パジェロ」復活目前？ 試験中の最新プロトタイプを激写！その正体に迫る

三菱 パジェロ（4代目）

プラットフォームは日産と共有の可能性

今回捉えた次期型プロトタイプには、日産「パトロール」との共通点が複数見受けられます。

パトロールはかつてパジェロのライバルとも言える存在でしたが、両ブランドは現在ルノーを含むアライアンスに属しており、プラットフォームや部品の共有が行われている可能性があります。

フロントまわりにはワイドなグリルや大胆なスキッドプレート、縦型に配置されたLEDデイライトが備わり、サイドのキャビン形状は「DSTコンセプト」を連想させます。

リアビューでは垂直ウインドウや連結型LEDテールランプ、大型スキッドプレートなどが目を引き、どこか最新のパトロールの印象も漂います。

両モデルが共通のフレームを採用している可能性は高く、外装パーツも類似している点が見受けられます。ただし、これが三菱による擬装の一環なのか、本当にパトロール由来の構成なのかは今後の続報を待つ必要がありそうです。

三菱と日産によるプラットフォーム共有は今に始まったことではなく、既に「アウトランダー」と「ローグ」の例があります。

両車は4気筒エンジンを共用していますが、三菱はプラグインハイブリッド（PHEV）を導入済み。

日産もPHEVモデルを展開予定とされるものの、別仕様のパワートレインが搭載される見込みです。