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らく+キレ…、新旧プレイズを比較テスト!

グリップの“質の違い”が面白い

ウエットハンドリング路でも先代PZ-1と新型PZ-Xを乗り比べることができた。結論から言えばグリップ限界は、新型PZ-Xのほうが勝っていた。

面白いのは、グリップの“質の違い”。PZ-1はゴムの粘着力で踏ん張っている感覚が強くあり、PZ-Xは路面をトレッド面がホールドするような感覚のグリップ感だった。PZ-Xのグリップ感はシリカを配合したコンパウンド(それもかなりシリカ配合量が多いもの)に見られるもので、グリップの質が異なるといった印象を受けた。

限界領域の挙動にも差が出ていた。PZ-1はグッとウエット路面を踏ん張り、グリップ限界に達したところでズズッと滑る。一方のPZ-Xは、柔らかく路面を捉える感じでグリップし、グリップの限界に差し掛かるとヌルヌルッといった感じでじわじわと滑り出す。滑り出しの動きがゆっくりなので、限界スピードは(わずかに)高いのに、唐突に滑るような印象がない。

これはコンパウンドの性能だけでなく、ケースのチューニング…、特に新たに採用されたスリムビードフィラーによるしなやかなアウト側サイドウォールの剛性や、3D形状のACブロックによる接地性、3D RZ(リバースゼット)ブロックといったタイヤ設計トレッドデザインなどによる効果も出ているのだろう。圧倒的な差というほどではないが、乗り比べればハッキリ分かるくらいウエット性能も高くなっていた。

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