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【不運なしくじり車】絶好調「ランボルギーニ」の“黒歴史”。かつて打倒「911」を目指した2台の量産スポーツが失敗に終わった理由

スタイリングは鮮烈だが、走りは熟成不足を露呈

そんな中で登場したのが、ジャルパ350である。

新設計ではなく、1976年、ウラッコの進化モデルである「シルエット」の3.0Lエンジンをベースに、3.5L DOHC化し255ps/314Nmへと強化。最高速度は248km/hとされた。

見た目は申し分なかった。スーパーカーらしい迫力は十分にあり、存在感はカウンタックにも引けを取らなかった。

しかし、根本的な問題はシャシー設計の古さだった。剛性は十分とは言えず、ワイドタイヤとのバランスも悪かった。

見た目はスーパーカーでも、限界走行では不安を感じる場面も多かった。

総生産台数はわずか179台。その希少性は“ランボルギーニの混迷期”そのものを象徴している。

だが、だからこそ忘れてはならない。栄光の陰にあったこうした挑戦の積み重ねが、今のランボルギーニの礎となっているのだから。

(終わり)

(写真:ランボルギーニ)

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  • 2025/8/20 17:15

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    今より昔の方が良くね。
  • 2025/8/20 16:47

    違反報告

    >対してポルシェ911は当時すでに年産1万5000台を超える実用スポーツであり、ランボルギーニにとって新たなターゲットとなった。

    ウィキペディアによるとウラッコが6年間で791台、シルエットが3年で53台、ジャルパが8年で410台。そりゃ会社が傾くはず。
  • 2025/8/20 16:30

    違反報告

    ポルシェ911の対抗馬だったってのは後になって知った話、当時のスーパーカーブームに乗ってたガキンチョ共にとってはウラッコはむしろフェラーリ308GTBのライバルか?と勘違いしてた。(同じV8ミッドシップだしね)

    そうなるとウラッコは甚だ分が悪かった。

    308GTB…4輪ダブルウィッシュボーンのサスペンション。2座の純正スポーツカー

    ランボルギーニ・ウラッコ・・・・4輪ストラット。2+2の実用車っぽさを感じさせる成り立ち。

    影が薄かったんだよねぇ。・・・

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