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【トヨタが“ロールス・ロイスの聖域”に踏み込む】「センチュリー」独立の真意と、世界進出を狙う“雲上ブランド化”の行方

【トヨタが“ロールス・ロイスの聖域”に踏み込む】「センチュリー」独立の真意と、世界進出を狙う“雲上ブランド化”の行方

ロールス・ロイス スペクター

トヨタが目指す“雲上ブランド”の座

現在では大型の2ドアクーペを作っているメーカーの数は減っている。

高級車の代名詞といえばドイツ車だが、メルセデス・ベンツの「Sクラスクーペ」はラインナップから外れている。また、BMWは「8シリーズ」という大型クーペを展開するが、市場は縮小しており、次期モデルで存続するかは不透明な状況だ。

アウディに至っては、もともと大型クーペが存在しない(かつての「R8」は2人乗りのスポーツカーなのでジャンルが異なる)。

一方、そうしたドイツ勢を超える超高級車ブランドであるロールス・ロイスベントレーの2大“雲上(うんじょう)ブランド”には、いまだ「スペクター」「コンチネンタルGT」という大型クーペが残る。

こうしたことから、今回センチュリーがブランド化にあたって大型クーペをコンセプトとして出展したということは、これら雲上ブランドに匹敵する存在を目指していると解釈できそうだ。

その上で、もう一歩踏み込むと、センチュリーのクーペは前1席・後2席という変則的な3人乗り仕様となっていた。しかも運転席背後の席は実質的にオケージョナルシート扱いで、事実上は2人乗り。

ショーファーに運転を任せ、オーナーは左側後部のVIP席でくつろぐというのが想定される使用方法のようだ。つまり、あくまでもセンチュリーはオーナーが自らステアリングを握るクルマではなく、ショーファー用途をメインに置くというのが今回のコンセプトに込められたメッセージだろう。

そうなると、ライバルはズバリ、ロールス・ロイスのみに絞られ(※)、5000万円級のラインナップを揃えたいというのがトヨタの考えだろう。※コンチネンタルGTはショーファードリブンではなく、オーナードリブンカー。

(次のページに続く)

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  • 2025/11/20 19:09

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    富裕層を相手にオートクチュールな商品を提供出来なきゃ世界では認められない、大衆車や量産品ではない1点ものは避けて通れない
  • 2025/11/20 19:57

    違反報告

    皆さん足元しか見ていない発言が多くて残念です

    日本のセンチュリーは誰が載っていますか?
    総理大臣や天皇陛下が乗ってるんですよ。
    欧米人はそういうところを基準にして考えます。
    立派なラグジュアリーブランドです

    ロールスロイスもイギリス王室御用達でしょ
    なぜ国内の企業を応援でき不思議です
  • 2025/11/20 19:50

    違反報告

    負け犬とマイノリティの集うカービュー。
    何がなんでも国産を応援できないワケアリのたまり場。
    世間の感覚とは離れて暮らしています。

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