まもなく生産終了! 貴重な5ナンバーワゴン、ホンダ シャトルのおすすめはまさかのベースグレード
掲載 carview! 文:編集部/写真:ホンダ技研工業 146
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ライバルはトヨタ「カローラ フィールダー」でしょう。シャトルと同じ5ナンバーサイズのボディに1.5L 4気筒ガソリンエンジンもしくは1.5L 4気筒ガソリンエンジン+ハイブリッドというほぼ同一のパッケージングです。
ガソリンエンジンの燃費は19.8km/L(CVT)とほぼ互角ですが、ハイブリッドは27.8km/Lとカローラ フィールダーが優勢。といってもそこまで大きな差異はありません。
価格は、ハイブリッドで比較するとカローラ フィールダーが229万2400円で1グレードのみ、シャトルのハイブリッドは3グレードあるので、215万8200円~277万2000円。装備がほぼ同じ「HYBRID・Honda SENSING(FF)」と比較するとシャトルのほうが約13万安いです。
ガソリン車(FF)ではカローラ フィールダーが182万9300円、シャトルは180万8400円とシャトルのほうが約2万円安くなっています。
安全面では、カローラ フィールダーには「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が、シャトルには「Honda SENSING」が装備されますが、シャトルには、アクセルとブレーキを自動的に行ない運転を支援してくれる「ACC(アダプティブクルーズコントロール)」が備わる点がポイントになりそうです。
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では積載性能はどうでしょうか。カローラ フィールダーのラゲッジ容量は407L、後席を倒しても872Lとシャトルが優勢です。荷物を沢山積みたいということであればシャトルということになります。
他にも現行型カローラ フィールダーのラインアップは、ビジネスユースをメインに考えられているため、ファーストカーとしてカジュアルに使うにはやや地味に見えてしまうかもしれません。そういった面を重視するのであればシャトルに軍配が上がりますが、オーソドックスなステーションワゴンのフォルムはカローラ フィールダーの魅力の一つであり、このあたりは好みが分かれそうです。
コンパクトながら積載性と実用性が高く、カジュアル感も備えるホンダ シャトルですが、2022年8月に生産終了することがアナウンスされています。2022年7月現在、各メーカーの新車が長納期となっている中、シャトルはガソリンモデルが2ヶ月程度、ハイブリッドに至っては1ヶ月程度と非常に短い納期となっています。
実用性とコスパに優れた5ナンバーワゴンとしてシャトルはおすすめの1台です。下取りも良い傾向にありますが、生産終了まであとわずかとなっていますので、新車をご検討中の方は急いだほうが良いかもしれません。
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<終わり>
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