BYDの新型セダン「シール」は乗るとどう? 中華高級EVのガジェット感とコスパは日本で通用する?
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:編集部 21
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さて、試乗会場での第一印象はけっこうキャラが濃い目というもの。バンパー左右に配されたリップイルミネーションと呼ばれる波をイメージしたLEDの4本ラインもそうですが、元アウディのウォルフガング・エッガーが手掛けたツルッとした流線形デザインは遠くからでも目立ちます。信号待ちでは対向車のドライバーがポカンと口を開けて視線を送ってくるようなシーンにも出くわしました。
自動でポップアップする格納式ドアハンドルを開けると、インテリアはさらに大胆。黒のナッパレザー製シートはダイヤモンドキルティングとパーフォレーション加工が施され、見ても座ってもリッチな気分が味わえます。
Aピラーが太めなのは気になりますが、低いシートポジションと包み込むような形状のシート、ハイテック感のあるインストルメントパネル類と巨大なガラスルーフの組み合わせも悪くありません。前席はシートベンチレーションも装備、ステアリングもヒーターが付きますが、調整は手動でした。
メーターは10.25インチのフルデジタル。そしてダッシュボード中央に置かれた担当のノートPCより大きな15.6インチのタッチスクリーンは縦横に回転可能で、耐久性は気になるもののガジェット好きにアピール。
そのタッチスクリーンではエアコンやシート調整を皮切りに、ステアリングやブレーキの調整も可能なドライブモードや、アンビエントライト、トランクや窓の開け方、速度リミッター、ヘッドアップディスプレイの表示など、実に多くの調整が可能。これまたちょっとしたゲーム感覚で好きな人はハマりそうです。
音声認識も付いていて、例えば「ハイBYD、助手席側の窓を半分開けて」といった自然言語も理解します。聞き取ったドライバーの言葉がかなりの変換精度でスクリーンに表示されるのもお見事。ただしラジオやアーティスト&曲名のリクエストなどよく使われそうでも通じないケースもあったので、OTAのアップデートに期待しておきましょう。
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