BYDの新型セダン「シール」は乗るとどう? 中華高級EVのガジェット感とコスパは日本で通用する?
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:編集部 21
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というわけでそろそろまとめです。BYD シールはその端正なエアロフォルムから想像する以上にガジェット感やゲーム感が濃厚なBEVでした。見どころの多い内外装デザインや、スマホ感覚の使い勝手に共感するユーザーの注目度は高そうです。
そしてコスパ。後輪駆動モデルであればCEV補助金を差し引いた実質価格(※導入記念価格)は460万円で、例えばクラス下の「リーフe+」(FWD)Gグレードの同条件の実質価格498万4400円を余裕で下回ります。車格はもちろん、めぼしいハイテク機能や豪華装備がほぼ全部入りであることを考えても検討する価値はあります。
一方、中国BYDというブランドの日本における本格的な認知はこれからという段階で、スポーツセダンというニッチなカテゴリーの500万円級BEVがどう受け入れられるのかは未知数。品質やサービスへの評価もまだ定まらない中、購入検討ユーザーには様々なハードルもあるでしょう。
BYDは2025年末までに日本100拠点を目指して急速にディーラー網を構築中で(※6月6日時点の実店舗数は30)、イベントやCMを通してメディアや一般ユーザーとの交流も盛んに行うなど、ブランド浸透への本気度も感じさせます。
思えばファーウェイやシャオミのスマホはもちろんのこと、今やモバイルバッテリーや充電器ではアンカーがトップブランドとして評価を盤石なモノにするなど、日本でもガジェット好きユーザーの間で、中華ブランドは一定の信頼を獲得するようになってきました。
果たしてBYDのブランドイメージの牽引役となるシールは日本市場にどう受け入れられるのか? 今後の動きにも引き続き注目です。
(終わり)
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