BYDの新型セダン「シール」は乗るとどう? 中華高級EVのガジェット感とコスパは日本で通用する?
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:編集部 21
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クリスタル風のATスイッチをDに入れて走り出すと、まずは国産モデルよりフォントの大きなヘッドアップディスプレイが好印象。この手の輸入モデルには珍しく、ウインカーも日本式の右側です。ただし一般道でも速度警告アラートが鳴るのと、その停止設定がイグニッションオフで毎回リセットされるのは…これまたOTAのアップデートに期待したいところ。
街中のドライブはガチッとしたボディや静粛性の高さなど高級BEVらしさがあります。ステアリングはセンター付近がわずかにデッドでその先の反応はシャープ。19インチの大径タイヤは路面の細かな凹凸に追従しつつ、少し大きめの段差では硬さも伝えてくるスポーティな味付けとなっていました。
この感覚は比較的速度の高い領域でも同様。BEVらしい滑らかな加減速や挙動をベースにしつつ、ドライバーに伝わる感覚にどことなくデジタルと表現したくなるフィールが混じるのがサイバーパンクです。
AWDモデルで箱根の峠道を走ってみたところ、後|312ps/360Nm、前|217ps/310Nmのモーターパワーによって踏めば急な上り区間でもワープしたように次のコーナーが迫ります。前後車重配分は50:50。前がダブルウィッシュボーン、後が5リンクの足はほぼゼロロールで、切り込めばどこまでもノーズが入っていきそうな、これまたゲーム風味あふれる運転感覚が味わえたのでした。
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