シリーズ一番人気の「A5スポーツバック」は予算の振り分けがキモ?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
運転席に乗り込む。従来ダッシュボード内に組み込まれていたディスプレイは独立型になった。けれどアウディの場合、センター・ディスプレイはむしろサブであり、メーターパネル自体がメインのディスプレイとなる。アウディが「バーチャル・コックピット」と呼ぶこの12.3インチの異形ディスプレイはフルデジタルの液晶画面。左に回転計、右に速度計、中央に各種情報といった従来通りの表示もできるし、画面全体を地図画面とし、両脇に回転計と速度計を小さく浮き上がるように表示させることもできる。ステアリングスイッチの操作に慣れ、必要な情報を自在に表示させられるようになればこれほど使いやすく、使って楽しいものはない。装着を強くオススメしたいオプション(7万円)その1だ。
今回試乗したのは、「2.0 TFSI クワトロ スポーツ」。搭載されているのはけっこう昔から使われている2リッター直噴・直4ターボエンジンだが、今回、久しぶりにこのエンジンを搭載するクルマに試乗してみて、こんなに力強かったっけ? と思ったら、最高出力が40ps、最大トルクが20Nm向上し、同252ps/5000-6000rpm、同370Nm/1600-4500rpmにパワーアップしていた。パワーアップだけならターボを使えばどんどんできる時代だが、排ガスをクリーンに保ち、実用エンジンとして燃費も無視できないとなると難しい。その点、新型はJC08モード燃費16.5km/Lと先代に比べ2割向上している。
山道でアクセルを踏むと、さほど回転が上がらぬうちからどんどんトルクが出てきてスピードもグイグイ上がる。官能的なエキゾーストノートとともに高回転まで淀みなく……みたいなのは一切ない。ないが静かなまま速い。車体側の遮音対策が優れているのかエンジンそのものが静かなのかはわからない。4気筒にしては振動も少ない。今やプレミアムブランドといえども4気筒搭載モデルの比率がどんどん高まっている。過給器や電気モーターとの相性を含め、いい4気筒をつくるブランドが生き残るのかもしれない。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
劣勢ピアストリ、レース中に王座を諦める時が来る? マクラーレンとチームオーダーについて協議へ
「燃費いいほう一択だろ」本当にそうか? 新型フォレスター“ハイブリッド無し”モデル「コッチのほうがいい」と思う場面とは?
普段使いからスポーツ走行まで!! アウディ A3スポーツバック/セダンに「クワトロモデル」追加
日本導入が待ち遠しい!新型EV「iX3」が目指した次世代のBMW
新車151万円! スズキ「“新”軽セダン」がスゴい! レザー調「高級内装」דメーカー初”のアイテム装着! リッター27km走れる最新「ラパン」何が変わった?
復活したホンダ ヴェゼルの「RS」。全高45mmダウンで得た、スポーツモデルとはまた違う気持ち良さ
温泉地を走る「日本最古級の電車」! 空から見た「100歳超の長老」の雄姿も世代交代か
加工いらずで別次元の音へ! FOCAL/BEWITHのジムニー専用キットを徹底試聴
ヒョンデのハイパフォーマンスEV「IONIQ 5 N」がドライビングの愉しさを深化させるアップデートを敢行
Q1突破か、クラッシュか……ルクレール、扱いにくいマシンに「5番手で満足するのはつらいけど、それが現状」
ドイツ潜水艦に「神棚」があった!? 日独をつないだ「過酷な作戦」 100年にわたる“水面下の交流”とは
トヨタ新「5人乗りバン」発表! 全長4.2m“カクカクボディ”&「上質×広々インテリア」採用で実用性もバッチリ! 「リッター24キロ超え」も低燃費も魅力! 安全機能も進化の「プロボックス」最高級モデルとは?
290万円の「デリカミニ」登場で“価格天井”が崩壊。なぜ軽自動車の“高価格化”が止まらないのか
22万kmでも海外オークションで400万円超えた三菱「パジェロ エボ」。もし左ハンドルがあったらもっと高値になってたかも?
【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!