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ボルボ「S60」PHEV試乗。高めの価格をボルボの魅力で埋められるか?

全方向バランスが取れているが価格が…

さて、このクルマのハイライトである「ツインエンジン」の走りはどうなのでしょうか。センターコンソールにあるキラキラとしたイグニッションスイッチを右にひねってON、アクセルを踏み込みます。エンジンはかからず、モーターのみで走行開始します。一般的なハイブリッド車よりも大きなバッテリーを搭載しているので、モーターのみでの走行時間は長く、カタログ上では45km走行可能としています。実際に街中で試乗中、ドライブモードを切り替えなければ(パワーモードでは強制的にエンジンが始動する)エンジンがかかることはありませんでした。

モーターの加速感は充分で、アクセルのツキが良くモーター走行のみでもグイグイ加速します。ドライブモードを「パワー」にするとエンジンとモーターが協調し、その加速感はスポーツセダンと言えるほど力強いもので、物足りなさを感じることは無さそうです。

乗り味は以前試乗したワゴンボディのV60ツインエンジンで感じたがっしりとしてスポーティーなものとは違う、しっとりとして角の丸い優しいもの。ステアリングフィールは素直で、コーナーでは鼻先軽く気持ちよく回頭します。さらに直進安定性も良好で、全方位でバランスが取れていると感じました。先に発売された2019年モデルのV60ツインエンジンで感じたやや癖のあるブレーキフィールも、2020年モデルから採用された新しいブレーキバイワイヤシステムのおかげでコントロールがしやすくなっています。

見た目良し、乗って良しの「S60 T6 ツインエンジン AWD インスクリプション」ですが、価格は779万円とお安くはありません。同じPHEVとなるメルセデス・ベンツ「C 350e アヴァンギャルド」は679万円、BMW「3シリーズ 330e」は667万円と、約100万円の差があります。装備を見ると先進安全機能含めてそこまで大差は無いようで、この価格差をボルボの魅力で埋められるのか、今後のセールスが気になるところです。

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  • 2019/12/20 08:51

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    ボルボ初の米国工場生産車にして、毎度の如く息を飲むほど美しい内外装を与えられたクルマです。
    ドイツ御三家のセダンは当たり前過ぎてイヤ、と思われる向きには、オルタナティブな存在として十分以上に候補にできるクルマです。

    日本車にもこのような美しいセダンが増えてくれば良いのですが。
  • 2019/12/20 22:37

    違反報告

    すれ違うたびにいいのが出たなとディラーに足を運ぶんだけど見積もりすると大体700万とかするからボルボにそこまではなぁ・・・てなっちゃうんだよねぇ
  • 2019/12/21 00:00

    違反報告

    確かにツインエンジンは高額ですね。
    安全装備が全て標準装備だから、実際はお買い得だけど、買う側はまず値札で判断するからね。
    内外装デザインのセンスの良さ以外に、もう一つくらい惹きつけるものがあると納得の価格になるんですけどね。
    例えば他社より燃費が圧倒的に良い、とか。

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