大逆風の中ヤリス、カローラ、ライズ、アルファードが気を吐く【ボディタイプ別売れ筋・5月】
掲載 更新 carview! 37
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セダン/ファストバック部門は、前月比約18%減の計9729台。登録車全体に占める市場シェアは8.7%と前月から約0.2ポイントの減少となった。この部門で存在感を発揮したのは「トヨタ カローラ」。
ランキングで首位に立った「トヨタ プリウス」は、前月比26%減の3090台とやや減少幅が大きかった。プリウスはもともとトヨタ全販売店で購入できたが、5月からトヨタディーラーの全車種併売化が始まり、他の車種にとっては販売チャネルが拡大することになる。そうした“同胞のライバル”の出現もプリウスの販売減に繋がった可能性がある。
2位「トヨタ クラウン」は前月比約16%減で減少幅は概ね平均値といったところ。一方、3位「トヨタ カローラ」は前月比15%増と台数を増やしている。設計年次が新しく、スタイリッシュに生まれ変わったことや、ハイブリッドも設定されることから、プリウスの潜在客がある程度カローラに流れた可能性もある。なお、4位には「トヨタ カローラアクシオ」、5位には「トヨタ カムリ」が入り、セダン/ファストバック市場はトヨタの独走状態が続いている。

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