大逆風の中ヤリス、カローラ、ライズ、アルファードが気を吐く【ボディタイプ別売れ筋・5月】
掲載 更新 carview! 37
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軽乗用車部門は、前月比56%減の5万0623台と大幅に減少した。需要が減少したことに加え、各社が工場を休止したことが響いた。特にダイハツは海外調達部品の納入が遅れるなどの影響で一部の工場で稼働日を大幅に減らしており、「タント」や「ムーヴ」といった人気モデルが前月比7割減と大幅に減少、市場に影を落とした。
首位は「ホンダ N-BOX」が守った。登録台数は1万1655台と前月に比べて17%減少。対前年比ではほぼ半減したが、それでも1万台の大台を超えた。2位には、前月比約18%減の4504台と落ち幅の少なかった「ダイハツ ミラ」がランクイン。ダイハツ車の最上位につけた。3位には上位陣の常連「スズキ スペーシア」が入った。
4位は、3月19日に発売された日産のスーパーハイトワゴン、新型「ルークス」。登録台数は前月比36%増の3911台に達し、初のトップ5入りを果たした。また、前月に台数を大幅に減らし、10位まで順位を下げていた「日産 デイズ」は5位に浮上してきた。
コロナウイルスの影響で大荒れとなった新車マーケット。4月から5月にかけて活動を自粛していた自動車メーカーも、6月には再開し、ニューモデルも少しずつ出てきた。6月には新型「トヨタ ハリアー」や新型「日産 キックス」、新型軽乗用車「ダイハツ タフト」が登場したほか、「トヨタ シエンタ」や「レクサス IS」が改良を実施した。6月もコロナ禍の影響は残るとみられるが、市場が回復傾向に向かうことに期待だ。

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