大逆風の中ヤリス、カローラ、ライズ、アルファードが気を吐く【ボディタイプ別売れ筋・5月】
掲載 更新 carview! 37
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ミニバン部門は計2万8009台で、前月に比べて約23%減と平均よりも落ち込みが大きかった。そうしたなか、前月実績を上回り、存在感を発揮したモデルもあった。トップ5では「トヨタ アルファード」と「日産 セレナ」が台数を伸ばし、存在感を示した。
アルファードは、前月比0.2%増の5750台を登録し、なんと首位を獲得。ラージサイズミニバンでありながら、手頃なコンパクトミニバンをも上回り、頂点に立った。ゆとりある車内空間と動力性能で快適にロングツーリングをこなせる特性が見直された結果だろう。これはコロナ禍における注目すべき現象かもしれない。
2位は「トヨタ シエンタ」。前月比38%減、アルファードに対しては1400台強の差をつけられ、首位の座を明け渡した。3位「ホンダ フリード」も同様、前月比40%減と落ち込みが大きく、アルファードの後塵を拝する結果となった。
4位「トヨタ ヴォクシー」は、前月比21%減と台数を減らしつつも、4位をキープ。一方、5位「日産 セレナ」は前月比約10%増と躍進した。もっともセレナは前月に台数を大きく減らし、トップ5から外れていたので、そこからの挽回であることは考慮する必要がありそうだ。

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