【JAIA】アウディ RS3 スポーツバック…「奇数気筒×クワトロがツボ」「技術力に震えが…」

技術力に震えが止まらない…制作Y

エントリーモデルからハイエンドモデルまで、新しくなるたび自らが設けた「高いクオリティ」というハードルをミリ単位で更新し続けているかのように見える昨今のアウディ。逆にいえば、オーナーの満足度を上げるには、並大抵の努力ではクリアできなくなっているのでは？　と余計な心配をしていたのが正直なところ。

しかし、アウディ最強のモデルライン「RS」はキチンとその受け皿として機能していた。怒涛のエンジン性能、カタマリから削り出したかのような強固なボディ剛性。古代マヤの石工の仕業かと思いたくなるような工作精度の高いインテリア。渾然一体のアウディ地獄（いや天国だ）が待ち受ける。

リアシートの居心地はちと固いけれど、それとて目を瞑ることができる。それにしてもこんなスペックのクルマを1500kgちょっとで収めてしまっているという技術力に震えが止まらない。