メルセデス・ベンツAMG GTがワールドプレミア

メルセデス・ベンツAMG GTがワールドプレミア

ニコ・ロズベルグの運転で華々しく登場　[3/4]

ちなみに日本では時折このAMGを「アーマーゲー」と呼んでいるのを聞くが、これは全くの誤りだ。正確にはドイツ語に近い発音をするならば「アーエムゲー」、英語読みならば「エイエムジー」である。なんでこんな無知な読み方になったのかには理由がある。その一番の可能性はスイスにあるAMAGグループという大きなクルマのディーラーがあり、そこから並行輸入されたAMG車両にAMAGのステッカーが張られていたのが原因かも知れない。これならばアーマーゲーと読めなくはない。

閑話休題、本題に戻って、このイベントにはこの二人の他にダイムラーAGの会長でメルセデス・ベンツ社長のディーター・ツェッチェ、開発担当のDr.トーマス・ヴェーバー、そして元AMG社長で現在は販売担当重役のオーラ・ケレニウスなど重鎮が参加していた。すなわちこのメルセデス・ベンツ AMG GTが如何に重要なモデルであることかを物語っているのだ。

さて、AMG現社長のトビアス・メールスの車両紹介に続いて、いよいよGTが花道ならぬ花火道をポディウムへと飛び込んで来た。ドライバーはなんと、現在F1でチャンピオン街道まっしぐらのニコ・ロズベルグである。