レンジローバー・スポーツ ニュル8分台の走り
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
レンジローバー・スポーツの本籍はオフロードと書いたが、その本来の姿は道なき道を走破できるクロスカントリー性能だ。オールテレインシステムを駆使すると、水中走行から岩登りまで、どんな場所でも走ってしまう。その機動性には脱帽だ。
最近の国際試乗会はあっさり系が多い。中国メデイアなどの数が増えたので、凝った試乗会は少なくなった。しかし、ランドローバーは別。オンロード性能を狙ったレンジローバー・スポーツでさえ、たっぷりと泥んこだらけの特設コースを走らせてくれる。
今回のビッグサプライズは廃棄処分したジャンボジェットを改造した試乗コースだ。スロープを使ってビルの三階建ての高さによじ登る。しかもステアリングを握るのは私だ。プロ中のプロ集団であるランドローバー社のエクスペリエンスチームは、サプライズコースを設定するのが上手い。ランドローバーの技術を証明するためのアトラクションだが、それ以上に自動車のポンテンシャルの高さを再確認できる。水中走行ではセンサーで喫水線を表示できる。まるで水中カメラで撮ったみたいだ。
オールテレインシステムの基本は3つのデフ(リヤ・フロント・センター)を湿式多板クラッチ式の電子制御デフで制御するが、フロントデフはブレーキ制御が使われる。それぞれのタイヤに最適なエンジントルクを配分して走破する。どのタイヤが路面に接地しているのか、コンピューターが計算する。泥んこ走行の裏側には高度なハイテクが存在するのだ。安全性と機動力、さらにドライバーに優しい操縦性。こんなに頼もしいクロスカントリーカーは他にないかもしれない。洒落たインテリアが汚れないか心配だった。
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