出足好調という新型N-BOXの進化ポイントをあらためて確かめた
掲載 更新 carview! 文:藤島 知子/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:藤島 知子/写真:中野 英幸
天井が高く、スペースユーティリティに優れたスーパーハイトワゴンは実用面で長けてはいるが、じつは走りの面ではその重心の高さやスライドドアの機構をもつことによる重たさで不利な状況に陥りやすい。その点、初代N-BOXは操縦安定性に優れたダイハツ タントや、軽快で低燃費がウリのスズキ スペーシアと比べると、重たい車重や重心の高さによって安定性と燃費の面でネガが目立ちやすかった。
今回のN-BOXはそうした課題を払拭すべく、プラットフォームやボディの骨格構造を一新。わずか6年のモデルライフを経て、一から作り直してみせた。パワートレーン、内外装、走りを支えるシャシーはボディを含めて150kgの軽量化に成功し、そこに快適性などを高める装備70kg分を盛り込んで、差し引き約80kgの軽量化を実現した。これにより、従来よりも便利でお洒落で快適、さらには低燃費まで見込めるということで、ユーザーがクルマに求める価値が大幅に高まっている。
使えるクルマとしての実力がグッと高まったN-BOXだが、家族や友人と移動すると考えれば、走りの質も気になるだろう。先ずはノンターボのエンジンで14インチのタイヤを装着したモデルから試乗してみる。発進では背の高いボディから想像するようなモタツキを感じさせないスムーズな加速を披露。
CVTはごく自然にエンジンの力を引き出していく感覚だ。i-VTECが採用されたエンジンは5千回転を超えると振動とノイズが気になり始めてしまうが、低めの回転数をキープして走れば気にならず、前に進んで行く力も十分に得られる。それ以外に軽量化の恩恵が感じられるのは、車体と身体が無駄に揺すられる感覚が大幅に減ったこと。カーブでハンドルを切り込むと適度なロール感が得られ、腰砕けな走りになっていない。ステアリング操作は一度の切り込みでしっかりと曲がり、早いタイミングでスッと切り戻せる。クルマの姿勢がスムーズに変わっている証拠といえそうだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「一生このクルマと添い遂げる」……なんて思いが打ち砕かれる出来事多数! 長く付き合うには「完璧を求めないユルい心」が大切だった
モーガン プラスシックスの生産終了記念モデル「ピナクル」が発売。販売台数は世界限定30台
バレンティーノ・ロッシ、ハイパーカー初走行へ。WECルーキーテストのエントリーリストが公開
スバル「新5ドアハッチバック」発表! 機能充実&高性能な2.5リッター車も存在!? 「インプレッサ」米国で登場
バスティアニーニ、タイGPスプリントを独走勝利! バニャイヤ、マルティンに敗北しポイント差拡大|MotoGPタイGP
可愛い真っ赤な「大人のオモチャ」に激震!?…1978年最速の1台がコレ!!【アメリカンカープラモ・クロニクル】第37回
全長4.7m切り! 日野の新型「小型FFバン」がスゴい! めちゃ便利な「スライドドア」に超“低い床”採用! 画期的ユニット搭載の「新たな静音仕様」どんなモデル?
フェラーリ初のEVは「スーパーカー」か「コンパクトクロスオーバー」か!? 量産デザインを占う
今週、話題になったクルマのニュース4選(2024.10.26)
早々クラッシュの初FP1から2ヵ月弱……アントネッリ、2度目のF1セッションは限界見極め「かなり落ち着いて走れた」
ダイハツ「“2階建て”軽トラ!?」に反響多数! “4人乗り”で「4人寝られる」! めちゃ“広い”「車中泊モデル」ムーンスターエキスポート「Happy1」に熱視線
SHOEIが「GT-Air3」に新たなグラフィックモデル「LILT」を追加! レトロなトリコロールとカタカナがクールなNEWグラフィック
広島本社に展示ってことは…“中国向け”セダン「EZ-6」はウワサ通り次期「マツダ6」なのか?
【朗報】プジョー「208」のフロント&リアデザインが進化。装備もいろいろ良くなって…値下げ!
“クルマ日本一”を決めるCOTYはどんな基準で選ばれるのか? 今年の10ベストも予想してみた
【さようならレガシィアウトバック】来年3月に受注終了…500台限定最後の特別仕様車「30th アニバーサリー」公開
ミニ クーパーの高出力モデル「ミニ ジョン クーパー ワークス」発売 ハッチバックは536万円
【本当に商用?】エンジン車の倍よく出来てる「Nバンe:」は“おひとり様”のハンディをはねのけるか
【その場でクルクル回る】巨体なのに小回り抜群!? メルセデス・ベンツ G 580 ウィズ EQ テクノロジー発売
ポルシェ新型「911GT3」初公開! 4L“ピュア”ボクサーは510PS、「ツーリング」同時発表。2814万円
日産「ムラーノ」の第4世代モデル登場。エクストレイルの“格上”だが日本導入は…難しそうな理由
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!