1シリーズ国際試乗会 新型が実現した事は…
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:BMWジャパン
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:BMWジャパン
まず注目は、ノーマル、スポーツ、スタイルという(欧州ではノーマル、スポーツライン、アーバンライン)という、3つのテイスト違いの内外装を用意したこと。
国際試乗会で行動を共にしていた佐藤久実さんのレポートにもあるが、クルマを前にして「んっ?」と立ち止まってしまうパグのような“ブサかわ”な顔つきは好き嫌いが分かれそうだ。しかしボディが大きくなりエッジラインが強調されたことで、ノーマルモデルでも先代より迫力が増している。内装においても質感は大幅に向上して、高級感が格段に向上。それに加えて、スポーツはそのネーミング通り、スポーツテイストが強く、若者指向の仕上がり。スタイルは、お洒落で遊び心を感じさせながら品を漂わす仕上がりで、個性を求める方にお勧めだ。
このような内外装を数種類用意する手法は、最近だとメルセデスCクラスが取り入れているが、コストが掛かる手法なのでメーカーはあまりやらない。だが購買意欲を左右するカッコ良さに影響する外装を複数用意すれば、それだけ好みに応じたモデルが見つけやすくなり、多くのユーザーを取り込めるのも事実だ。
この手法を本来なら2004年の初代1シリーズで取り入れたかったのだろうが、まずはボディラインナップを充実させることと開発投資リスクの回避などを考えて、控えたのではないだろうか。
なにはともあれBMWが新型1シリーズに並ならぬ力を注ぎ込んでいることがわかると共に、魅力が大きく高まったわけだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
全長4m級! 日産新型「小さな高級SUV」登場! 斬新グリル&豪華内装がスゴい! めちゃ上級な「ノートシリーズ」発売
アウディスポーツ最強の640馬力、『RS Q8』改良新型に「パフォーマンス」…欧州設定
PHEVとしての完成度も高いメルセデスAMGのスポーツセダン「C63S Eパフォーマンス」
水平分業はどうもダメだった話【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】
児玉、菅原にオージーライダーのマックスが加入! 4回目の鈴鹿8耐で上位を目指すTeam KODAMA
事故時の正確な場所を把握できる!GPSを搭載したネオトーキョーのミラー型ドライブレコーダー「ミラーカム3」
まさかのMrs.GREEN APPLEが登場! 話題の新型車を語る!? どこが気に入った? ホンダ新型「フリード」の魅力とは
[サウンドシステム設計論]高度な「パッシブシステム」を組んで1ランク上のサウンドを満喫!
【MotoGP】バニャイヤが直面する新たな課題……マルケス加入後のチームの手綱を握れるか? 「和を乱すな」と今からアピール
スペインGPで大失速のRB、オーストリアGPのFP1で2台のマシンで比較テスト実施へ。角田裕毅「明確な説明が得られればいいんですが……」
ホンダ「新型ヴェゼル」登場! めちゃ精悍「“スポーティ”仕様」がカッコイイ! デザイン刷新の「フル無限カスタム」も設定
VW新型「ゴルフR」世界初公開! 333馬力・最高時速270kmの最強ゴルフは「光るVWエンブレム」初採用
ノアヴォク・セレナ失速とステップワゴン急上昇の理由。次の改良で上級グレード「エアーEX」登場か
【20周年記念車オーナーに激震?】「ゴルフR“8.5”」登場。買い物もこなせる超高速ハッチ
ホンダ新型「フリード」発売 購入検討時にチェックしておきたいポイント&シエンタとの価格差は?
【よく見りゃ大変化!】発売迫る新型BMW「X3」のデザインやお買い得度を現行型と比べた
大幅改良で走りが激変「ヴェゼル」の買いは最上級「Z」の4WD。新設定ハントパッケージの評価は?
日産の新型3列SUV「インフィニティQX80」が米で7月発売決定。打倒レクサスLXとして日本導入ある?
本当にスポーツタイヤ!? グッドイヤーの新作「アシンメトリック6」は静かで軽い“摩訶不思議”な万能選手だった
続々PHEV化で完成するレンジローバーの唯一無二の世界観。その裏で過激なV8モデルも準備中!?
BYDの新型セダン「シール」は乗るとどう? 中華高級EVのガジェット感とコスパは日本で通用する?