レジェンドが改良。見た目のハンデを凌ぐNSXと血縁関係の非凡な走りが武器
掲載 更新 carview! 文:河村 康彦/写真:篠原 晃一
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一方で、キャビンへと乗り込めば、こちらでは”価格相応感”がグンと上昇するのが最新のレジェンドでもある。左右対称を基本としたデザインの、ダッシュボード中央に埋め込まれたモニターが小さめ。あるいは、その下段のカラーディスプレイが、基本はオーディオのコントロール専用であるのはもったいない、といった不満点も無いではない。メーターがバーチャル表示では無いという点にも、この期に及んでは他車との比較から物足りなさを覚える人も居るかも知れない。
けれども、そんな”本物”のメーターは、むしろ精緻な印象ではバーチャル表示のアイテムを大きく凌ぐのは事実。センターパネル部に専用のダイヤル式コントローラーを配したナビゲーションシステムも、実際に使ってみれば操作性がタッチパネル式よりも遥かに優れ、ひいてはより高い安全性にも貢献していることも実感した。
その他、今回のマイナーチェンジを機に「形状を大幅に変更した」というシートや、シルバー加飾が変更されたダッシュボード周りなど、各部の作り込みレベルの高さは上々だ。大胆なアイボリーを含め、4つのインテリアカラーを8色のボディカラーと自由に組み合わせられたり、サンルーフが設定されているのも、日本車には数少ないこのモデルならではの見どころと言えそうだ。
ちなみに、全長は5mを超え、全幅も1.9mに迫るというサイズの持ち主ゆえ、前2席後ろ2席のすべてが余裕の居住空間。フロントシート下への足入れ性は制限されるものの、後席でのレッグスペースも十分。と同時に、後席は前席よりもヒップポイントが明確に高く、ゆえに前方への見晴らし感が優れているのも隠れたポイントだ。いわゆる”4ドアクーペ”調にルーフラインが落ち込まないため、座面を下げてヘッドスペースを稼ぐ必要がないゆえの特徴なのである。
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