【受注数30%増】ジープやアバルトに日本人が熱狂中。絶好調の秘密と今後の注目モデルを探る
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:Stellantisジャパン 27
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:Stellantisジャパン 27
クルマ好きにとって、エンジン車が消えBEVに置き換わっていくのは一抹の寂しさも伴うが、そこにも打越社長はしっかりと答えを用意していた。
「ステランティスはグローバルで、BEV一辺倒ではなくPHEV(プラグインハイブリッド)やMHEV(マイルドハイブリッド)もラインアップとして持っているので、日本市場の動向に合わせたパワートレインはしっかり入れていきたい。アベンジャーも600eもBEVから始まるが、将来的にはMHEVも入ってくる(打越社長)」
冷静に考えてみると、これだけの規模と個性的なブランドを擁するステランティスにあって、BEV一本に賭けるのは非常にリスクが伴うため柔軟性を持ってビジネスを行っているのは至極真っ当なのかもしれない。
現に、今後登場するモデルに使われる4つのプラットフォーム「STLA Small/Medium/Large/Frame」はBEV専用とは謳っていない。つまりそれは、同社はこれからも内燃機関モデルを作り続けるという意思の現れだ。BEV一辺倒と思われている中で、非常に強かに立ち回っている。
>>ラングラー、アベンジャー、600E、ジュニア…ステランティスの新型車を写真でチェックする
「ステランティスという名を全面に出すということは今後もしないと思いますね。私はよく冗談半分で『皆さんステランティスを知らないと思いますけど……』って言うんですけど、それでいいと思っている。BEV、MHEVなど色々なパワートレインの導入については、それぞれのブランドが独自に日本の市場を見ながら決めていく(打越社長)」
「ステランティス」。その名はラテン語で「星が光り輝く」という意味の「Stello」に由来する。それぞれのブランドが個性を大切にし星のように尖ることで、群雄割拠の日本の自動車マーケットの中でますます輝きを放つ存在となりそうだ。
(終わり)
◎あわせて読みたい:
>>欧州COTY大賞に輝くコンパクト電動ジープ! 日本導入前に〇と×をまとめた
>>フィアットの重要な次世代車「グランデパンダ」発表。初代パンダがお手本のイタリアンデザイン
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
2025年《冬》注目モデル購入情報『ステップワゴン』
VWグループの商用車「TRATON」、次世代モジュラープラットフォーム開発を加速
1回の給油で440km走る新型“原付二種スクーター”!! プジョーからコンパクトGTスクーター「プルシオン EVO 125」登場
自動運転バスは本当に安全? 1.1億円超の高コスト・赤字リスクが示す「運用&統治」の辛らつ現実
俳優「笹野高史」が“出会った”「高級スポーツカー」どんなモデル? 「出逢ってとてもラッキー」なアメ車とは
ル・マン制覇は未だ色褪せぬ偉業。ブルツをテストで起用したTEAM GOHが目指す『SFから世界へ』
2026年の干支を祝う「馬」デザインなG-SHOCK! 伝説の馬とゴールドのパワフルな一本で新年の気分を盛り上げよう
ファンティック・キャバレロ700用パーツ新登場! モータリストがセプター・レーシングの5製品を販売開始
670馬力のスバル『レオーネ』爆走、『ジムカーナ』最新作公開…史上最大ジャンプにパストラーナが挑む
1000馬力超V6ツインターボ「F1マシン」が幕張を爆走!? WRCマシンも激走!? 来月1月は幕張メッセへ
佐川急便の大型中継センター、九州自動車道「福岡」IC近くに着工…2028年稼働へ
自動車の踏切事故を減らせるか? 名鉄ら5社が全国初の実証実験 AIが危険を検知→ETC2.0で警告
人気のクロスオーバーSUVに、なぜ便利な“スライドドア”が採用されないのか? たった1つの“例外モデル”とは
「ジムニー」にACCが付いたのは時代とユーザーが普通になったから? それでもガチ勢向け“素うどん仕様”が欲しい理由
【ついに“本物のハイブリッド”になった?】スバル新型「クロストレック S:HEV」試乗。走りの鋭さも静粛性も“従来e-BOXERとは別物”だった
「GR GT」が新開発の4.0L V8ツインターボ+ハイブリッドの“FR”になった訳。“速さ”以外にも譲れなかったこととは
新型「エルグランド」は“電動化”で値上がり確実。いま“400万円前半の現行”をお得に狙うべきこれだけの理由
「ハイラックス」が火をつけた国内ピックアップトラック人気。三菱「トライトン」に続いていすゞ「D-MAX」やマツダ「BT-50」もアリじゃない?
【指摘】トヨタ「新プロジェクト」への違和感。「センチュリー」と「LS」は“ドイツの名門”と同じ轍を踏む可能性?
【複雑】フルモデルチェンジに一部改良、“ビッグマイナー”や“〇〇相当”…なぜ呼び名が違うのか。具体的な定義はある?
販売終了から1年半、三菱「RVR」復活か。コンパクトSUV「エクスフォース」の国内仕立て説が濃厚
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!