大幅改良「カローラクロス」とネットの評価。デザインやGRスポーツが好評、新機能や価格には不公平感や落胆の声も

トヨタ カローラクロス

大幅改良でライバルに負けないユニークな個性を獲得

カローラクロスは、長年にわたり日本の大衆車を代表してきた「カローラ」シリーズに初めて投入されたSUVモデルです。

その成り立ちからも分かるように、誰もがあつかいやすく、生活に馴染む1台であることがカローラクロスの大きな特徴となっています。

一方で、ライバルであるホンダ「ヴェゼル」やマツダ「CX-30」などは、個性的なデザインやバラエティに富んだパワートレインなど、それぞれのキャラクターをアピールすることで人気を博しています。

ライバルとは異なり、万人受けするというコンセプトで登場した「カローラクロス」は、その“普通っぽい”存在感や無難なイメージで選ばれていた面もありました。

しかし今回のビッグマイナーチェンジで、カローラクロスは従来のカローラシリーズにはなかった洗練されたフロントマスクや、次世代機能のシグナルロードプロジェクションが与えられ、ライバルに負けない強いキャラクターが生まれたとも言えそうです。

（終わり）

（写真：トヨタ、ホンダ、マツダ）